高知空港のYS-11、来年まで〔971〕2005/12/12
2005年12月12日(月)高知は晴れまくっちょります
ここは高知空港。ご覧のようにこぢゃんとエイ天気です。青空に浮かんだちぎれ雲がきれいですね。
で、写真は、今日ひまわり太郎の乗った福岡行きのYS-11。こないだの高知新聞に載っちょりましたが、このYS-11、来年でいよいよ引退ながやそうです。見納めも近いがですね。YS-11には本当にお世話になりました。もちろん、生まれて初めて乗った飛行機もYS-11。高知大阪便でした。ひまわり太郎が学生時代を終えようとする頃、高知空港が拡張してジェット機が飛び始めました。それまでは、高知空港を離発着するすべての旅客機がYS-11。
高知から羽田までは2時間かかりよりましたが、ジェットよりだいぶ低い高度で飛ぶので、富士山がうんと近くに見えました。プロペラで2時間飛びますと、けなげに飛びゆう、てなイメージがありましたね。
今、福岡空港で、このにっこりを書きよります。福岡は霙(みぞれ)混じりのお天気で、滑走路には、立っちょれんくらいの強風が吹きすさびよります。したがいまして、久々のYS-11の大揺れを経験できました。ホント、久々です。プロペラ機がこぢゃんと強い強風に吹かれますと、ちょっとないくらい揺れるのであります。が、このYS-11、何となく安心感があります。揺れも、なんと表現したらよいのか、なにやら「丸い」感じの揺れ。高知大阪で現在飛びゆうDHCナントカってのとは違う、安心感のある大揺れ。大阪行きのやつが今日ぐらいの強風に吹かれると、鋭角的にこぢゃんと揺れるので、これがたまるか、と言うばあコタイます。YS-11でよかったです、はい。このYSとも来年でお別れ。名残惜しいことです。