UFOと路面貨車と沖縄〔7700〕2024/05/15
2024年5月15日(水)薄曇り
今朝は高知。昨日、高知へ帰って来てから新聞見たら、なかなか面白い記事がたくさんありました。中でも目を引いたのが「介良UFO事件映画化」という見出し。おう。映画になるのか。
監督は、東京芸大大学院の留学生、蔡さん。自身の、一度は諦めた映画作りへの夢を取り戻す姿を重ねて構想したという青春ドラマなんだそう。都会で余裕がなくなったヒロイン(25)が高知へ戻り、中学生の弟たちんのUFO騒動に巻き込まれていく、というストーリーだって。面白そうだ。なんと申しましても、介良UFO事件は、当時小学5年生だった僕らにとっての大事件だったのでした。
1972年のことで、半世紀以上が経過し、知っている人も少なくなってきた介良UFO事件を、よくぞ題材にしてくれました。蔡さん、ありがとう。できれば、エキストラで出演してみたいねー。土佐弁は、得意です。
高知新聞さん、このUFOだけでなく、なかなか頑張ってUFOについて報道してるんですね。月刊ムーもビックリ。
あと、気になったのは「路面『貨車』特別運行」の記事。こないだ僕もお世話になった「高知の電車とまちを愛する会」の皆さんがとさでん交通さんにお願いして実現した、貨車の特別運行。
このにっこりでは幾度も書いてきたけど、土電の電車は、貨物輸送でも非常に重要な役割を果たして来た交通手段。明治37年に運行開始した土電の電車は、明治41年に伊野線を開通させてます。紙の原料を伊野へ運び、伊野から紙を運んだ伊野線。鉄道省高知線の伊野駅が開業する18年も前のこと。
もちろん当時の貨車や電気機関車は残っていないので、かつて、保線作業に使われていた貨車を走らせたんだそう。よくぞ、残してましたねー。
また、貨物電車が走るという妄想を暴走させたのはつい最近のことだ。
手前の新聞は、今日の高知新聞。「小社会」に、沖縄のことが書かれています。そう。今日5月15日は、沖縄本土復帰の日。1972年5月15日、沖縄は本土に復帰したのでした。その日のことを覚えている人も、少なくなってきたでしょうか。奇しくも、介良UFO事件と同じ年。
僕らがUFOに興奮していたあの年。沖縄が本土に復帰したのでした。