1本からお届けします!お電話でのご注文・お問い合わせ

フリーダイヤル:0120-77-6245

今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

西川花公園、口西川、中西川、奥西川〔7655〕2024/03/31

西川花公園、口西川、中西川、奥西川

2024年3月31日(日)晴れ!

3月も今日まで。はやいねー。春やねー。昨日の写真の桜の樹、昨日1日で随分と咲きました。今日お花見の皆さん、よかったね。この二、三日の暖かさのお蔭様でしょうか。ただ、天気予報見たら夜には雨が降りそうなので、お花見するなら日中ですな。それも、午前中がいいみたい。朝からお花見、てのもいいかも知れません。

 

ここは西川。旧香我美町、現香南市の西川花公園。今朝、夜明け直前、この風景を撮影に行ってました。

会社からは、新宮馬之助の描いた絵馬のある熊野神社や、水野吉太郎さんの顕彰碑や、安岡家住宅の横を通って車で約20分

このページにあるように、ここで花桃を育て始めたのが1999年。それまでは桜咲く山でした。地元の有志が、休耕田を利用してお花見ができる地域住民の憩いの山にしよう、と、有名な久喜の桃源郷に倣って苗を取り寄せ、なんと実生でコツコツと育て、増やしてきたんだそう。そして2006年に「西川花公園」と命名され、地域の皆さんだけでなく、多くの人々が訪れるようになった西川花公園。

丁度今、「西川花祭り」開催中。先週から今日まで。桃源郷のような花桃。黄色い菜の花。そしてソメイヨシノ、ヤマザクラ。こんな感じで赤い桃の花も、道路脇に植えられました。

夜明け直前の西川花公園は、静かに静かに僕を迎えてくれます。

 

ここは山中で、駐車場がとても少ない。なので、ここにあるように、今年からは花公園周辺の駐車場は利用不可とし、香我美庁舎からのシャトルバスで行かんといかんなりました。そんな訳で、まだ誰もいない早朝の花公園を撮影してきたのでした。きれいやねー。

 

西川。にしがわ。香美郡誌には「一山ノ谷水西ニ流ル」ことによって「西川」という地名になったと書かれているそう。地図見ると、香宗川の支流、中西川は、南西へと流れてますが、どうやらそのことではないようだ。中西川から北東へ、分水嶺を越えていくと西川という地区があります。香南市ではなくて香美市になりました。その東南東には奥西川があり、そこから「西の川」という川が西北西に流れ、西川を通って、更に北西に流れて物部川に流れ込んでいます。この北西への流れが「一山ノ谷水西ニ流ル」なのではないか。で、西川という地名になったと。

この西川花公園のある地区は、そこから分水嶺を越えて南なので、川は南西に流れ、香宗川に合流して太平洋へ。同じ西川でも、水系が違うのであります。

 

更に。面白い地形に気付きました。この西川花公園があるのは、ここ。この南で、中西川は左へ直角に曲がって南東に流れ、再び南西へと流れてます。

この場所から小高い峠を越えて南西へいくと口西川やけど、そこから南西に流れているのは山北川。中西川とは、西に山ひとつ隔てた川。これは、ここの南西のところがプレート運動によって隆起し、そもそも直線で南西へと流れていた中西川が行き止まりとなり、東へ流れを変えて、香宗川水系になってしまったのではないか。たぶんそうだ。面白いねー。面白くないですか?

 

口西川を流れるのは山北川。中西川を流れるのは中西川。そして奥西川を流れるのは物部川水系の西の川。同じ「西川」でも、水系が違うのでした。水系が違うのに同じ「西川」なのは、ここを貫いて通る道が赤岡から大栃に至る赤岡往還「塩の道」だったからでしょうか。想像すると、楽しいねー。


←前日の日記2024年03月の日記翌日の日記→

HOME今日のにっこりひまわり

日記検索

年月別過去ログ

年のクリックで月を表示・非表示します。月をクリックすると記事一覧を表示します。

2024年

2023年

2022年

2021年

2020年

2019年

2018年

2017年

2016年

2015年

2014年

2013年

2012年

2011年

2010年

2009年

2008年

2007年

2006年

2005年

2004年

2003年

サイトマップ

facebook  instagram  twitter