ミーレードー シ レドシラソ〔5156〕2017/05/28
2014年5月28日(日)今日も良いお天気だ
(鐘)ミーレードー シ レドシラソ
(アコーディオン)ミファファ#
ソーラソファ#ソミレ ドーシーレドシラソ
ファーソファミファレドシー
で始まる曲、わかりますよね。そう。NHKのど自慢だ。調べてみますれば、昭和21年1月19日に、「のど自慢素人音楽会」とい名称でラジオで公開放送されたのが始まりとか。
そうか。まだ、戦争が終わって半年も経ってない時期。戦後の混乱期と言うても良いような時期に、不安な世相を吹き飛ばすように始まった、のど自慢。
これを企画したプロデューサーは、軍隊時代に経験した余興大会にヒントを得たもの、と、ウィキに書いちゃあります。なるほど。余興大会だ。今でもそんな雰囲気満載。巨大化する情報社会の中で、様々な番組がつくられ、最先端情報技術を駆使したような映像を毎日見せ付けられる僕たちにとって、NHKのど自慢は、心の琴線をくすぐる、まさに余興大会だ。
素人の余興大会の延長線上にあるこの番組は、昭和22年に「のど自慢素人演芸会」となり、昭和45年に「NHKのど自慢」となる。
テレビで始まったのが、東京での公開放送であったものの昭和28年ということで、とんでもなく早い時期。まさしくお化け番組と言えましょう。
良いですね、この、余興大会感。
でだ。
本日は、高知県民文化会館オレンジホールからの公開生放送なのだ。このとんでもなく長い歴史の中で、高知からの公開放送は幾度もあったことと思います。が、残念ながら、生で観たことなかった。そう。なかったのであります。
ところが今回、毎月一度催している同い年の会、36年会の仲間M君が、出場することになったのである。すごい。
いやね、NHKのど自慢にエントリーしたという話は、その飲み会で聞いてました。なので、宴会の後、カラオケへ行ったりして、皆でイジクリまわして遊んでいたのでありますね、M君を。それこそ丁度良い余興として、楽しんでおりました。
で、前回の飲み会の時、書類審査を通過して予選出場が決まったという話。それを受けてまたまたみんなでイジクって楽しませて頂きました。
昨日が予選。本番前日、本番と同じ会場でやるんですね。知りませんでした。書類審査を通過した200数十組から本番出場の20組を選ぶ予選。そして、見事予選を通過したという連絡が入ったのが、昨日の夕刻。
んで、お誘い頂き、出場者枠で応援に駆けつけた、という次第。56年間生きてきて、NHKのど自慢を生で観るのは初めての経験。興奮したした。
いやいや、面白い。これ。司会者も上手だし、会場全体盛り上がる盛り上がる。あれを毎週生放送でやってのけるのだから、すごい。いや、毎週やっているから、こんなに見事にできるのか。国民的大余興大会と言えましょう。
会場に入ると、のど自慢グッズを販売してました。ついうっかり、4000円以上も買ってしまった。なかなかこんな機会、無いですきんね。せんべいとクッキーと、この見事なのど飴。そして靴下にTシャツまで買ってしまった。いったいどこで着るのだろうか。
戦後すぐに始められた平和の象徴は、今も平和そのものの象徴として、続いている。この素晴らしい番組は、間違いなく、これからも続けられていくことでしょう。日本が平和な日本である限り。