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鮎解禁!物部川の100%天然鮎!〔4412〕2015/05/15

鮎解禁!物部川の100%天然鮎!

2015年5月15日(金)晴れ!

今日は5月15日。そう。県内一部の河川で、鮎の友釣りが解禁になる日。正確に申しますれば。新荘川、四万十川の家地川ダムより上流、そして、我らが物部川の杉田ダムより下流。太公望お待ちかね。鮎解禁。

写真は、今朝、6時前の物部川。弊社の東側。国道の「新物部川橋」の上から、北の方向を撮影してみました。いかがでしょう。たくさんの、待ちかねちょった鮎釣りファンがこのように押し寄せちょります。県内多くの河川では6月1日解禁ですき、今日の釣り人は、それが待てないイラレかも知れません。

いや、物部川ファンでしょうか。
物部川。
今、鮎釣り、ということで言えば、高知の河川の中でも、最も注目されちゅう川かも知れません。
以前から、このにっこりでも書いてきたように、物部川は、自然条件としては決して良くはありません。上流にたくさんのダムができ、そのダム湖に、崩壊した山の土砂が流れ込んで堆積、ちょっと大雨が降るとその土砂が舞い上がって、長期間濁ってしまう、水温が下がってしまう、という、物部川。状態が良いと、すばらしい鮎天国物部川も、一旦大雨が降ると地獄になってしまう、などと言われてきました。

そんな状況が、近年、少しづつ改善されてきたと言います。産卵場の整備と、天然鮎へのこだわりによって。

物部川では、平成23年度から、杉田ダム下流は全面天然鮎となりました。つまり、放流をしやあせん、という訳です。
杉田ダムより上流は、もちろん、稚鮎がダムで遡上できんので放流しますが、そこより下流は放流しない。
そこに至った経緯とは。
物部川漁協さんのホームページで「広報ものべ川」というのを読むことができますが、そこに、詳しゅうに書いちょります。今日の話は、そこからの抜粋。

鮎の放流には2種類のやり方があるそうです。一つは、「海産、湖産、よその河川からの調達」。もう一つが「人工産」。
物部川では、その「人工産」の放流をやってきました。しかし。上にも書いたように、低水温になったりするとすぐに死んでしまう。これは、弱いのではないか、と考える人々がでてきました。で、実際に調査してみたんですね。すると。

平成21年の標識調査で、放流鮎に目印をつけたところ、放流鮎が育って獲れたのは、収量全体の2〜3%であった、という衝撃の結果。それも河口近くにしか居ない。もうひとつ興味深い話として、8月中旬になってから、河口近くでの投網に20尾くらいの標識鮎、つまり放流鮎が群れてかかった、という事実。これは、放流鮎は、天然鮎の群れに混じることなく群れ、増水で一度下流へ流されると、もう、遡上しない。病気に弱い。そんなことが明らかになってきたのでありますね。

天然鮎は、その川で長い年月育ってきて、その川の環境に適応できる遺伝子を受け継いでいるに違いない。そんなことが判ってきたので、これはもう、天然100%にしてみよう、という重大な決断を下した訳だ。
そりゃあ、最初は不安がたくさんあったと言います。しかし、結果として、放流を取りやめた平成23年、釣果は上々。これで自信を深め、今年で5年目になる、という訳です。

天然鮎の強さは、上に書いたような長期濁水でも生き残れる強さ。もちろん、大雨によって釣果は減りますが、放流鮎のようなことはない。
昨年の8月。あの、大雨が続き、まったく晴れんかった8月。いくら天然鮎が強いと言うたち、これでは、と、次年度の親鮎の心配をしよったところ、8月下旬に水量が落ち着いてきたら、鮎は残っていた。すごい。

天然鮎は強い。そして、美味しい。
この写真の場所。ここは、東日本大震災の前までは、河原であって、ふだん水が流れる所ではありませんでした。川は、この向こうで西へ下り、弊社の前辺りで、西岸に沿って流れ下りよりました。
震災後、その西岸堤防の耐震強化工事が行われました。その際、工事する場所から水を干す為に、この向こうから西へ流れ下らんように堰き止め、工事期間中の仮の流れがこちらに作られた、という訳です。
その後工事も終わり、堰き止めも取り払われました。しかし、一旦ついた流れは川底を侵食したのでありましょう。西へも流れ下りますが、こちらの仮の河道も河道として残り、このような風景になったのであります。
どうやら、この新しい河道、鮎にとっては居心地が良いにかありません。今朝の太公望は、ここに集中しちょりました。

物部川。
ああ。おいしい天然100%の鮎を、はやく食べたいぞ。


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