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六條八幡神社のあじさい、古い古い土地〔2986〕2011/06/19

六條八幡神社のあじさい、古い古い土地

2011年6月19日(日)降ったり曇ったり

雨が降ったら行きたくなる場所に、鎮守の森に囲まれたお宮さんや、紫陽花のキレイなところがあります。ここは、その両方の条件を満たす、こないだうち高知新聞でもご紹介された美しいスポット。
朝倉神社にお参りした後、国立病院前から針木、荒倉トンネルを抜け、春野高校の方へ南下すると水路沿いのあじさい街道。小雨の中、その水路をどんどん下ると、春野の旧役場前に出ます。ここは、そっからちょっと東へ行った水路沿いの六條八幡宮さん。元々、今から609年前の1402年10月15日に、京都の六條左女牛八幡宮さんから勧請してきた八幡様。ですきに、ご祭神は当然品陀和気尊(ホンダワケノミコト)さん、つまり応神天皇さん。どこの八幡様でもそうですね。
さて、この、六條八幡宮さんが鎮座する、旧役場界隈は、結構、古くから栄えた地域やったようです。このしゅっと東にある西分増井遺跡は、高知には珍しい縄文時代からの遺跡。弥生時代には、南国市の田村遺跡に次ぐ規模の集落を形成しちょったとされる、四国太平洋側有数の集落やったことがわかっちょります。古墳時代にもその繁栄は引き継がれ、古代から中世にかけては、この平野各地に戦国の群雄が割拠しちょりました。
そこで考えられるのは、1402年に八幡様をここへ勧請してくるまで、この場所では、地元の神様が祀られ、尊崇されよったこと。たぶんそうです。本殿の背後にある山が、その信仰の対象やったことは、地形を眺めよったら想像できます。ひょっとすると、古墳があるがかも知れません。地域の有力者は、この神社界隈を神聖な土地として大切にしてきたがやないでしょうか。
野中兼山さんによって藩政期初期に水路が縦横に引かれ、豊かになった春野。その水路沿いにあじさいが植えられ、今の時期、訪れる人々の目を楽しませてくれよります。その水路沿いに鎮座するこの八幡様にも、色とりどり、様々な種類のあじさいが植えられ、それはそれは見事です。
先人の歴史の上に信仰が引き継がれ、新たな信仰が勧請され、血の滲むような努力によって豊かになり、そこに皆であじさいを植えて楽しむ。これがニッポン人の心と力でしょうか。古い古い土地では、そんなことが体感できます。


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