鳥羽城趾、伊勢神宮、右側通行と左側通行とお茶の水博士〔2764〕2010/11/09
2010年11月9日(火)伊勢も晴れ
昨夜は三重県の鳥羽に泊まっちょりました。大きなホテルも平日というのに満室、すごいですね。今朝は真っ暗い早朝から、鳥羽水族館の横を通り、鳥羽城趾を駆け上がってきました。九鬼水軍で有名やった九鬼嘉隆さんが築いた城で、詰の段からは鳥羽の海が見晴るかせ、当時のことが偲ばれます。港には遊覧船のような船がずらり並んじょって、観光客の多さがわかりますね。
観光客と言えばここ伊勢神宮。昔からお伊勢参りで栄えた伊勢は、今もものすごい参拝客でこじゃんと賑やか。次から次へと団体さんが押し寄せ、それに、パワースポット巡りの若者も加わって、ものすごいことになっちょりました。参道のおかげ横町は縁日のように賑わい、どのお店も繁盛しゆうようでした。
伊勢神宮には、ご存じの通り、外宮(げくう)と内宮(ないくう)があります。天皇家の神様、天つ神の中心として、太古の昔から尊崇を集めてきた伊勢神宮。実は実は、神社マニアと言うてもかまんひまわり太郎、伊勢神宮をお参りするがは初めてなのでありました。自分でも結構意外。
外宮には、衣食住の恵みを与えてくれる豊受大神さんが祀られ、内宮にはもちろん天照大神さんが。どちらも、幽玄な森のなかに、古式豊かな建物が並び、その歴史を十二分に体感させてくれます。
こないだ、ニッポンのお宮さんはほとんどが左側通行、というお話をしましたが、ここ伊勢神宮の内宮は、珍しい右側通行。なるほど、ちくと雰囲気が違います。
ここは外宮の、正殿の前。あの鳥居の奥に拝殿がございますが、鳥居から向こうは撮影禁止。しかしいかがです?この人出の多さ。大きな団体さんが来ると、こんな状況になります。
そしてその参拝客さんの中に、お茶の水博士を発見。どっからどう見ても背広を着たお茶の水博士で、さすが伊勢神宮、と、感心してしまいました。
いや、神聖な伊勢神宮の前でこんなことを言いよっちゃあいかんですな。今日はお神楽奉奏という珍しい儀式を目にすることもでき、雅楽、舞楽を観させて頂きました。メッソ時間がなく、神社らしゅにじっくりまったりゆっくり参拝できんかったので、次回はぜひぜひ時間を取ってゆっくりお参りしてみたいと思うた秋の午後でした。