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東京都世田谷区の渓谷〔2459〕2010/01/08

東京都世田谷区の渓谷

2010年1月8日(金)晴れ!

今日は今年始めて高知を離れちょります。昨夜の飛行機で東京へ飛びまして、今朝、世田谷区界隈でお仕事。世田谷区というと、東京23区の中でも都会のイメージがあります、高知県人としては。高級住宅街の多い世田谷区。で、多摩川の近くに等々力(とどろき)という駅がありまして、そのしゅっとのクに等々力渓谷があります。

学生で東京に住みよった時分がら、等々力渓谷という名前は知っちょりました。が、東京の真ん中で渓谷と言うたち、たいしたことはあるまい、と思うて行ったこともなかったがです。で、今日は朝、ちくと寄ってみました。駅からしゅっとですきに。

写真の通り、ここは、まさしく「渓谷」。突然、大都会にこんな場所が出現するきビックリします。なんでも、都内唯一の「渓谷」とのこと。

「国分寺崖線」という台地があります。ローム層とか礫層とかが渋谷粘土層の上に積もり重なっちゅう台地に、多摩川へ流れ込む谷沢川が切れ込んでつくったという渓谷。崖の高さは10m。そこに豊かな植生の木々が生い茂ってなかなかのモンです。古墳もあったりする幽玄な場所で、古く修験道の行者が修行したというのもわかります。で、等々力不動尊というお宮さんが不動の滝の落ちる崖の上に鎮座しちょりました。昭和の初め頃までは、今の等々力駅と等々力不動尊の間のこの場所はヒトも立ち入らん大自然そのままの谷やったそうですね。

残念ながは、この界隈はまだエイがですが、この向こうは壁面が石組み、川底はコンクリの3面張りになっちゅうこと。昔、渓谷の資源の価値がわからんかった頃にやったがでしょうね。自然のまま残されちょったら、都内のものすごい自然資源となったかも知れません。が、じっくりと考えよったらこれで良かったがかも知れません。現在、3面張り以外の崖などは、大自然が豊かに残り、美しい姿を見せてくれます。鳥も樹木も。あんましヒトが来すぎても、そんなせっかく残った素晴らしい自然が壊されていくかも知れんので、今の感じが等々力渓谷にとっては幸せながかも知れんですな。


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