物部川、上岡山、三宝山、治国谷〔2017〕2008/10/23
2008年10月23日(木)曇っちょります
てな訳で今朝も南国。
昨夜、南国工場から走って帰りまして、朝の空港連絡バスに乗って高知大学農学部前の停留所で降り、物部川の堤防を歩いて工場までやって来ました。
で、昨日は工場から上岡山方面を見た景色をご紹介しましたですきに、今朝はもっと近く、物部川対岸から上岡山を見た写真をご紹介します。
いかにもナニかありそうな山でしょ?上岡山。とっと向こうに三宝山が霞んで見えよります。
あの頂上にヘンテコリンな建物がある三宝山、地質学的にはこぢゃんと有名な山で、頂上のちょっと下に石灰岩層が露出しちょりあmす。東は大栃から徳島方面へ、西へは稲生、治国谷、須崎の桑田山から愛媛県につながる石灰岩層で、秩父累帯に属する「三宝山層群」と名付けられちゅう地層帯の、その名称の元となった山があの三宝山。
だいぶ前のにっこりにも書きましたが、この堤防から三宝山と真反対方向を見ると稲生の石灰山が見えます。つまり。その地層帯はこの界隈を通っちゅう訳で、この物部川の中の岩石群もは、その石灰岩層であるとひまわり太郎は推測しちゅうのであります。ペルム紀から三畳紀、ジュラ紀という古生代から中生代にかけての地層であるとされちょりますので、この岩石は2億年以上前のシロモノであるのでしょうか。露出に近づいて一生懸命見てみましたが、化石はよう発見しませんでした。
こないだ、地デジのテレビ塔が立っちゅう柏尾山をご紹介しましたが、あの西が治国谷。ですきに、こことあそこは同じ地層帯でつながっちゅうということかも知れません。