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ニールセン橋、鏡川大橋〔5235〕2017/08/15

ニールセン橋、鏡川大橋

2017年8月15日(火)薄曇り

明け方、雨が降ってました。写真は、今朝、4時半の中の島。雨の鏡川大橋を撮影してみた。川面を見ると、橋で雨が遮られている部分が幾何学模様的に白くなっている。美しい夜明け前の風景。

この鏡川大橋が架けられ、開通したのは昭和56年3月。僕は大学生で、東京に居ました。なので完成したときのことは知りません。帰省してみるとできていた、大きな大きな橋。こんなところに橋が架かるとは予想もしてなかったので、ビックリした。

でかいアーチ橋ですが、今、その構造を調べてみたら「ニールセン橋」とある。ニールセンだと?

そうか、ニールセン橋か。

 

鏡川大橋の下、とっと向こうにアーチの橋が見えますでしょうか。あれは、九反田橋と雑喉場橋の間に架かる水道橋。なかなかおしゃれな形状の水道橋で、僕が高校3年生のときに完成しました。以前にも書いたように、高校の教室から工事の様子が見えていた、橋。

あまりに小洒落た感じの橋なので、水道橋とは思いませんでしたね。

その水道橋の袂には、その橋が「近代水道百選」に選定され、「近代水道百選」に選定されちゅう旨を書いた碑があります。そこに「我が国最長のニールセン型式の全溶接鋼管構造を中央径間に採用し、水の価値の認識を高めうる水道施設として、清流鏡川とその周辺環境との調和空間的構造 美を兼備し、機能性、経済性を損なわず、力学的にも無駄の無い構造で、トータルバランスのとれた、国際的にも優れた橋梁作品である。」と書かれていることを、このにっこりで書くのは3回目だ。

過去2回も、このにっこりに転載したので「ニールセン形式」という専門用語が頭に残ってました。そう。ニールセン。

ニールセンさんという人物が考え出した架橋の工法で、このように、アーチ部分から網状にケーブルを垂らして道路部分を支える形状が、ニールセン形式というにかありません。知らんけど。

そのニールセン形式の水道橋ができて2年後に、そのすぐ下流に、巨大なニールセン橋が架けられた、という訳だ。水道橋は練習だったのだろうか。

そんなことを思ったのは、昔、大川村の早明浦ダムにかかる大きな橋が、瀬戸大橋架橋時代を控えての、工法研究の一環で架けられたもの、と聞いたことがあったから。

でもね、ニールセン形式。鏡川大橋の頃にはもう、その工法は確立しちょったでしょうし、わざわざ工法研究のために新しい水道橋を架けるというのもね。ちょっとね。違うと思うね。どうでも良いけど。

 

この巨大なアーチ橋は、川面からはかなり高い橋なので、その下を大きな船も通れます。が、橋の下は浅い。あっさい。大きな船は通れません。しかも向こうの九反田橋は堤防の高さと同じ低い橋で、橋脚がたくさんある橋。ここにこんな巨大アーチ橋を架ける必要があったのかどうなのかは、今となっては謎だ。

堤防の高さの、橋脚の多い橋で良かったのかも知れませんね。

こんな橋、どうしてもつくってみたい人が居たのかも知れません。


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