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鍋焼きラーメンの矜持〔5147〕2017/05/19

鍋焼きラーメンの矜持

2017年5月19日(金)これまた良いお天気だ

このにっこりひまわりのルールでは、1日に一枚だけ、必ず写真が貼られることになっている。で、その写真に食べ物が登場することは、滅多にない。
にっこりひまわりは、そんじょそこらのグルメブログとは一線を画すのだ、などという大上段振りかぶりの暴言を吐くつもりはさらさらなくて、単に、食べ物を紹介するだけだと「おいしかったです」といった文章で完結してしまい、長い文章が書けなくなるから。基本、このにっこりひまわりは「長い」「くどい」「読みづらい」を信条として続けられてきた訳で、食べ物だけだと話が続かないんでありますね。

しかし今日は食べ物。須崎の鍋焼きラーメン。
今日は四万十市へ車で向かっておりまして、その途中。お昼ご飯を、須崎、橋本食堂の鍋焼きラーメンにしてみました。なんか、久しぶりの鍋焼きラーメン。おいしかったです。

さて。
鍋焼きラーメンの歴史は、高知県人の皆さんはご承知の通り、谷口食堂に始まります。行ったことないけど。僕が最初に鍋焼きラーメンを食べたのは、ここ、橋本食堂でした。もう随分と昔。まだ鍋焼きラーメンはマイナーで、須崎市内でしか存在を知られてなかったと思う。美味しい鍋焼きラーメンを食べれるお店があるよ、と、須崎の方に連れてきて頂いたのが橋本食堂だったと思います。記憶はあやふやだが。間違うちょったらごめんなさい。
あの頃、橋本食堂には、鍋焼きラーメン以外のメニューもありました。お好み焼きなんかもできるようになっちょりましたよね。間違うちょったらごめんなさい。

そして、いつしか鍋焼きラーメンは県下に知れ渡るようになり、置いてあるお店も増えました。

でもね。
最初、鍋焼きラーメンと聞いて、わざわざラーメンを鍋焼きにする必要はあるまい、と思いました。だって、ノビそうじゃないですか。煮込んでくったくったになったラーメンなんて、美味しい訳がない。麺がシコシコして、初めて、ラーメンだ。
ところが初めて食べてみてビックリ。麺が、鍋焼きにしてちょうど良いくらいの固い独特ストレート麺。なるほど。これはいける。濃厚な鶏ガラスープと生卵。そして白ご飯。欠かせないのが、古漬けのようなお新香。この取り合わせは、誰が考えたのか知りませんが、鉄板。考えたのは谷口食堂の谷口さんだったんでしょうかね。今はもうない、谷口食堂。
でも、この橋本食堂をはじめ、すべて、谷口食堂の鍋焼きラーメンをリスペクトしてつくられているのだそう。すごい。

で、「須崎鍋焼きラーメンプロジェクトX」という取り組みがあります。須崎の食文化として鍋焼きラーメンを確立させ、普及啓蒙を図る。鍋焼きラーメンの定義を明確にして、偽物を排除する。各種イベントにでかけ、鍋焼きラーメンをつくってたくさんの人に食べてもらう。
もちろん、B級グルメの祭典であるB-1グランプリにもエントリーしてます。しかし。
その独自性と風味で言えば全国でグランプリになっても決しておかしくないのに、ならない。このプロジェクトXの中心人物で、昔からよく存じ上げているYさんの話では、それで良いのだとか。
なんせ、一食一食、土鍋で煮立ててつくる鍋焼きラーメンなので、一度にたくさん作れない。B-1グランプリでもそう。食べておいしかったもにに投票する、というシステムのB-1グランプリでは、食数が重要。しかし、そんなにたくさんの人に食べてもらうほど作れない鍋焼きラーメンは、グランプリに輝く事はないのだそう。でも、Yさんは、それで良いのだという。

その辺の、大量に作れるB級グルメとは違う。
強烈な個性と独自性、そして美味しさを知ってもらうことが大切。これからも、地に足のついた活動をしていくんだ、とおっしゃって、おられます。これはもう、矜持と言えよう。ラーメンに対する矜持。

そんな訳で、今日は須崎の鍋焼きラーメンを紹介することにしました。
この食べ物を愛し、一生懸命普及啓蒙に取り組むYさん達の熱意を、伝えたかったのであります。おいしいものをつくるだけではなく、それを、真面目に、地道に、粘り強く伝え、広めていくことの大切さを。


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