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天神の大クスノキ、樹齢の謎〔5018〕2017/01/10

天神の大クスノキ、樹齢の謎

2017年1月10日(火)晴れ!

良いお天気。晴れてますが、氷点下になるほどでは、ない。どうやら今週末くらいから本格的に冷え込む予報にかありません。

ここは天神町。天神橋南詰。鏡川の土手の上。
天神の大クスノキと、その見事な枝振りの向こうに見えるお月様。本日の高知港の月の入りが4:20くらいですので、この写真はそれよりも前ということがわかります。そう。今朝4時前の、天神の大クスノキとお月様。
お月様、かなり丸くは見えたんですが、まだ月齢は12。これからまん丸になっていきます。

天神の大クスノキ。
このにっこりで最初にご紹介したのは今から14年前。2003年6月7日だ。あれから、このクスノキも更に成長したことでありましょう。
去年9月にご紹介した際に、その植えられたいきさつや樹齢などについて妄想しました。そこに、「昭和56年に掲げられた説明板に、樹冠の大きさが、東西13m、南北18mと書かれています。」とありますが、幹周については表記がないんですね。
で、よさこいネットというページを見てみるとありました。目通り周囲7.5m、樹高約25m、推定樹齢は400年。なるほど。

そう。推定樹齢400年ということで、前回、妄想したんだった。400年前と言うと、幕藩体制が始まった頃合。で、山内一豊が潮江川の北、大高坂山に城を築き、城下町を建設する。その際、潮江川には防災の為の土手が築かれた。
この大クスノキは、現在でも土手の一番高い所に屹立している、ということは、最初の城下町建設に際してここに土手が築かれた時、その時、天神様と言えばクスノキやろう、と考えてここにクスノキを植えたのではないか。そんな妄想でした。

改めて「天神 大クスノキ 樹齢」などで検索してみると、なんと、樹齢1000年と書かれているページがあるではないか。それも複数。
上に書いたように、このクスノキの幹周は約7.5m。このページをご覧ください。日本のクスノキ巨木一覧。これを見ると、樹齢1000年のクスノキは、幹周が13m〜14.9mあります。そうですよね。このクスノキも大きいけんど、全国的にみたらそんなに巨木という訳では、ない。7.5mですもん。
やはり、400年くらいというのが妥当なところだと思う。

では、樹齢1000年というニュースソースはどこか。
このページを見ると、なんとなく、ニュースソースが判ってくるような気もしますが、まあ、それはそれ。

クスノキは樟。樟と言えば樟脳。クスノキから製造されるのが樟脳で、幕末、土佐の有力外貨獲得商品であったのは、ご承知の通り。先見の明があった吉田東洋の遺志を継ぐ後藤象二郎の肝入で九反田にできたのが開成館。ここは、土佐の殖産興業の本丸として、機能する。
で、ここでの輸出の主要品目の中にあるのが、樟脳。樟脳が外国で多くの需要がある、と喝破したのは岩崎弥太郎と言われちょりますね。ホントかどうかは、知りません。
土佐にはクスノキ、多かった。そのクスノキを材料に、樟脳が生産され、セルロイドや無煙火薬の製造原料に利用されていったのでありました。

しかし、この天神の大クスノキとかは伐採もされずに残りました。まあ、そりゃあそうだ。バチが当たる。龍馬がこの樹の下に着物を脱いで、オトメ姉やんにシデラれながら泳ぎを練習したのは、この前の川と言います。
城下町建設から、龍馬の水練、戦争などを見てきた大クスノキは、これからの400年も、1000年も、ここで街の変遷を見ていってもらいたい。


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