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筆山で見た夜明け〔5010〕2017/01/02

筆山で見た夜明け

2017年1月2日(月)薄曇り

新年2日目。清々しい、朝。
本年の初RUNは、筆山高見山開催という近場にしてみました。毎年2日は色々と忙しいので、昨夜の正月酒を振り払うように、家から一気に高見山頂まで駆け上がる。
新年にふさわしい、苦し心地良い山登りRUN。いや、ホントに心地良かったです。

新年2日目の日の出を拝もう、ということで、7時過ぎに高見山頂へ着くように走った訳だが、今日は雲が多い。と、言うか、夜明けとともに雲が増えてきた新年2日目。日の出の時刻になっても、お日様は雲の向こう。まだ、しばらく拝めそうにはない。しかも、山頂は風が寒い。

いや、気温は、この季節にしては暖かいんです。最低気温が4℃くらい。お正月の最低気温にしては、かなり高めやと思います。薄手のランニングウェアで駆け上がっても、汗をかきます。しかし、山頂で静かに日の出を待つのは寒いので、予定変更。ライオン岩まで下り、再び筆山へ。

高校の頃、体育の授業で走った石段。
南嶺への登山路の入り口のところから筆山の山頂にかけて、長い石段があります。昔、阪急とかのプロ野球の球団が春のキャンプへ来た際、トレーンングに使っていた石段を、一気に駆け上がる。これは、キツい。懐かしキツい石段を駆け上がると山頂。山頂は樹々に取り囲まれちょって眺望はないのですが、かなりの高さの展望台が10年くらい前に設置されちょりますので、そのてっぺん駆け上がる。

そして待つこと15分。雲の切れ目からお日様。新年2日目のお日様が、高知の街を照らし始めました。そのタイミングで撮影したのが、この写真。浦戸湾の向こうに昇る太陽。眼下の潮江が朝日を受けて輝き始める。
ああ。美しい。
寒い中待っただけのことは、ありました。

今年は、こんな感じでいきます。夢は、自分で引き寄せるもの。

この筆山山頂の展望台から周囲を睥睨すると、戦国期の勇者たちが、どのような戦略で城を築き、どのような戦いを繰り広げたのか、地政学的によくわかる。実によくわかります。
東の香長平野の向こうには、岡豊山。
西の彼方に、本山氏の朝倉城があった山。
長宗我部氏、本山氏それぞれが重要拠点としたいくつかの山の位置も、よくわかる。
双方の戦いの中で、ここ、筆山(潮江山)を押さえることは、かなり重要であったと思います。いや、地政学的に見て、この筆山を本拠とする豪族が土佐の覇者となる可能性はあったんだと思いました。

戦国の、有力豪族が入り乱れる戦乱期には、現在の高知城がある大高坂山は厳しいですね。守るのに、非常に脆い。籠城したら、兵糧攻めであっという間に落ちてしまいそうな、そんな立地ですね。
そこに山内一豊が城を築いたのは、平和の世が訪れた結果に他ならないことが、よくわかります。いざという時は、鏡川とこの筆山を、退却の切り札に考えて。

どの場所に自分を置くべきなのか。戦国大名のように、自分の位置をよく考え、知恵を絞り、行動していく一年にしよう。
この、待ちに待って見た日の出に、誓った朝。


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