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築地と豊洲と赤岡青果市場〔4886〕2016/08/31

築地と豊洲と赤岡青果市場

2016年8月31日(水)快晴!

久々に「快晴!」と書きました。真っ晴れ。青く透きとおった空には、一片の雲も、ない。空の色がもう少し青くなると、秋晴れだね。
昨日に続き放射冷却で、20℃を割り込む最低気温。朝の挨拶が「涼しゅうなったね~」でした。

遠く北海道や東北地方では、台風10号の大きな被害がでているようです。心よりお見舞い申し上げます。

さて。今朝の新聞に、築地の卸売市場の移転、延期になったという記事が載っちょりましたね。小池知事がそう判断し、決めたとのこと。まあ、知事選でああいった公約や言い回しをした以上、そうなるんでしょうな。
こないだ、「11月7日 豊洲市場開場!」と書かれた横断幕と、完成した豊洲の市場をご紹介したばかりなので、なかなかホットなニュースだな、これは。

延期の理由は、地下水の水質検査の最終結果を見てからでないと、安全性が担保できなから、てなことやったと思います。また、建設費が膨らんだ理由の検証もせんといかん、と。
なるほど。
ま、最初の計画から言うと、こじゃんと遅れた豊洲移転計画。確かに築地は老朽化が進み、コールドチェーンや衛生管理、という面でいくと、早急に移転か建て替えが必要であるのは、間違いない。が、まあ、やるならじっくりとね、と僕なんかは思ってしまう。
急いでいるのは、どうやら、2020年の東京オリンピックがらみのインフラ整備に影響があるとか無いとかいう問題があってにかあらん。
まあね。どうですかね。

市場問題、と言えば、系統流通と系統外流通、という問題。
生乳流通に関して、規制改革会議がトンデモ答申を出したことに、このにっこりでも怒りをもって触れたことがあります。日本にとって一次産業はとても大切で、その未来の為に、系統流通を改革する必要がある、というのは、わかる。
問題は、そのやり方であり、予想される結果だ。誰がいったい幸せになるのか、という視点。特に生乳流通に関しては、ヨーロッパで、過去に、自由化したり相対取引になったりという迷走があった歴史があるので、その辺を参考に検討してもらいたいが、そんな勉強をした様子は微塵もない輩が、「改革、自由化=競争力増大」というステレオタイプの宗教を信じた言説を弄んでいるとしか、思えない。ああ。また、興奮してきた。おさえておさえて。

ここは、今朝の赤岡、須留田八幡宮さん。氏子さんに成功された方が多く、高額の寄進が寄せられるので、近年とくに立派になってきた参道、社殿、付属施設等々。
一番最近では、平成9年に「平成普請」というのが行われ、この立派な銘板に、寄進者のお名前が刻まれちょります。
200万円のところに、地元の2人の方のお名前。その右手の「特別寄進」は、いったいいくらなのか想像もできません。
左側に100万円にもお名前が並ぶが、その中に、株式会社赤岡青果市場、という会社さんがあります。

株式会社、ということからもわかるように、私設の卸売市場。なかなか元気な市場で、現在も、高知のお百姓さんにとってとても便利でありがたいサービスを提供してくれている。
系統流通ではない、独自の流通だが、系統にはできないサービスで大きくなってきた会社と聞きます。
例えば小ロットでの配送であったり、農家の庭先集荷であったり。

僕も、系統流通を改革していかんといかん、という論点に、異存は、ない。硬直化した部分や、既得権益化している部分も、ある。
やる気のある農家が育つ環境をつくる、というのも必要だ。

赤岡青果市場さんの取り組みは、そんな意味で、参考になると思います。

しかし、系統流通が、それぞれの分野で専門的に果たしている、一番重要な役割を破壊しては、ならない。それが、生乳流通の指定団体制度やと思うんですね。需給調整という基本的な、そして一番重要な機能を誰がどうやって担うのか。その視点が無い論議は、いくらやっても無駄である。

系統流通=全部既得権益の巣窟で成長阻害要因

このステレオタイプな図式は、マスコミや何も知らない大衆に受けるので、悩ましい。


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