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金剛山の金剛童子と大日如来〔4858〕2016/08/03

金剛山の金剛童子と大日如来

2016年8月3日(水)晴れ!

今日も夏だ。

今朝も、昨日と同じ三宝山の写真。昨日より少し北、物部川橋の袂から撮影してみました。三宝山のてっぺんに昇る、朝日。荘厳にして華麗。厳粛な気持ちにさせてくれる、山の頂に昇るお日様。

標高259.9mの、三宝山。正式には金剛山という、と、昨日のにっこりにも書きました。
どうやら、かつて、あの頂上付近に「金剛道寺」という大きなお寺さんがあった、ということで金剛山にかありません。「金剛道寺」。俗称は「金剛童子」。
「どうじ」という読み方が、いつしか、道寺を童子に変えていったのでありましょうか。

「金剛」のつく寺院、多いですよね。
もちろん一番有名なのは、高野山の金剛峯寺。真言宗の総本山ですきんね。空海ゆかりの金剛峯寺。で、高知県にも、「金剛」の付くお寺さんがあります。
まず、室戸の金剛頂寺さん。四国霊場八十八ヶ所の26番だ。通称「西寺」。
当然ながら、空海の開基と伝えられる真言宗の古刹。この境内に、県内最古、嘉元3年(1305年)の銘のある石碑があることを、以前のにっこりでもご紹介しちょります。

あと、足摺岬に金剛福寺。38番札所。もちろん空海開基伝説の、古刹。蹉跎山(さだざん)、補陀洛院(ふだらくいん)と号されるように、西方浄土の観音様を希求する、浄土信仰にも彩られたお寺さん。補陀洛渡海は、浄土信仰のなかで、流行りました。我らが、故坂東眞砂子さんの小説にも題材になっている、補陀洛渡海。金剛福寺さんは、今は真言宗。

このように、「金剛」がつくと、どうやら真言宗。真言密教に、「金剛」が使われるので。

僕の家の菩提寺も、真言宗。なので、子供の頃から「南無大師遍照金剛」。なむだいしへんじょうこんごう。母に連れられて、よく、香川の善通寺さんにもお参りしましたが、そこでもやはり「南無大師遍照金剛」。
「金剛」は、ダイヤモンドのようなもの、と教わりました。
弘法大師が、ダイヤモンドのように、あまねく、照らす。

真言密教の世界観では、宇宙は、金剛界と胎蔵界。で、すべてを司る宇宙の真理が大日如来。
胎蔵界では、母親の胎内のように、大日如来がすべてをつつみこんで、くれる。金剛界では、固く、絶対に傷つかない智恵が広がっている。「金剛」は、そんな、絶対に傷つくことのないダイヤモンド、という訳だ。

あと、「金剛」で思い出すのは、関脇「金剛」。
細身ながら、意外性のある相撲で沸かせた金剛。前頭筆頭の時に、平幕優勝もしてしまった、金剛。北の湖に強かったですよね〜。
で、現役時代は言いたい放題で、「語録」が有名になった、金剛。
金剛の本名は「吉沢」なんですね。で、十両にあがるまでの四股名は、なんと、「大吉沢」。良い四股名だ。

それはともかく、「金剛」。
あの三宝山、つまり金剛山にあった金剛道寺は、早い時期に退転した、とあります。今は痕跡も、残らない。しかし、やはり、弘法大師ゆかりのお寺さんであったのでしょうか。密教と、山岳信仰が組み合わさったお寺であったのは、間違いない。

あの山の西麓には、今も、大日如来をご本尊とする大日寺さんが鎮座。28番札所。もちろん真言宗。寺伝では、奈良時代に行基が開創し、その後、空海が復興した、とされる大日寺。
同じ山のてっぺんには、金剛道寺。
真言密教のお寺と、金剛道寺。
関係がなかった訳は、ないでしょう。早い時期に退転した金剛道寺と、大日如来をご本尊とする、大日寺。金剛道寺退転の理由や、退転後のことは、大日寺さんと、深い関わりがあるのかも、知れません。

金剛山のてっぺんに昇る、ダイヤモンドのような、お日様。


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