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冬の夏空を、どう感じるか〔4692〕2016/02/19

冬の夏空を、どう感じるか

2016年2月19日(金)晴れ!

冬の夏空。
まだ季節は冬。三寒四温と言いながら、まだまだ冷やい日も多い、高知県地方。昨日の午後、徳島から汽車で帰ってきましたが、県境付近の線路沿いには雪。そんな季節ですが、夜明け前の東の空のは夏の空。代表的な夏の星座であるさそり座が、もう、かなり高い位置で見れるようになってきました。
冬来りなば、夏、遠からじ。

ちょっと見にくいですが、この写真。今朝、夜明け前の野市、上岡八幡宮さん。参道にカメラを置いて、南東の空を撮影してみました。左端に参道入り口の杉の木の影。中央右に見える樹は、桜の樹。その桜の樹の左上に明るく輝く星が、さそり座のα星、アンタレス。赤星。超巨星であるアンタレスは、全天の中でも一際赤く輝く印象的な星。アンタレスを支点として、左右の星をぶら下がる天秤棒に見立て、ぶら下がる角度が深く見える年は米が豊作で米相場が下がる、と言われ、土佐では商売星と呼ばれた、てな話は幾度書いたことか。アンタレス。

ところで、一昨日の高知新聞の読者の広場に、「色覚障害について」という投稿がございました。男性の5%、女性の0.2%が色覚障害で、投稿された方も、赤緑色覚障害をお持ちである、との話でした。で、困るのは信号機と家電のランプだそうです。やはり、青色LEDなどを使って、色覚障害のある方でも不便なく安全に暮らせるようにせんといけませんね。

ナショナルジオグラフィック日本版のホームページに、東京大学の河村研究室の研究ルポが連載されております。そこには、生物が、それぞれどんな色覚を持っていて、どのように世の中を見ているのか、というような事も書かれています。
霊長類は、通常は3色型の色覚が多く、そのほとんどが保守的で揺らぎがないのだそうだ。しかしヒトは、色覚多型であり、3色型のみではない。3色型が緩んでいる、という表現がなされています。
何故、ヒトだけ?

最新の研究では、200万年前からヒトに進化してくる過程で、2色型であった方が有利な場合と3色型であった方が有利なケースとが森やサバンナの中で混在したので、3色型が緩んできたのではないか、との説が有力なんだそうです。

通常、2色型の場合、3色型よりも明暗に対する反応や輪郭、形状の判断に敏感ということがわかってきた。なので、場合によっては2色型の方が種の保存に有利であることもある、ということですね。なるほど。

つまり。色覚異常ではなく、色覚多型、というのが正しい。どっちが正常でどっちが異常、という話ではない、ということなんですね。
なので、赤に相当する波長を感じる物質が欠けている場合はP型、緑に相当する波長を感じる物質が欠けている場合はD型、どちらも欠けてない場合はC型、と呼ぶのが一般的になってきちゅうそうです。
C型が一番多いので、C型に便利なような色使いの社会になっているのが、現状。P型でもD型でも不都合なく暮らせるような社会にせんといかん訳だ。

三葉虫の昔から、地球上の生物は、視覚というものを使ってきました。それぞれ、生存に有利なように感じ方に進化しながら。なので、すべての生物にとっての風景は、それぞれの生物によって全部違う。
P型やD型の皆さんには、我々とは違う明暗、輪郭の世界が見えているのでしょうか。
夜空にも、C型とは違う感覚で、美しさを感じているのかも知れない。

夜空を飛ぶ鳥は、あの赤星を、どのように感じているのか。そんなことを考え始めると、もう、止まらない。止まらない。


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