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箱根駅伝と南嶺とチバシアン〔4645〕2016/01/03

箱根駅伝と南嶺とチバシアン

2016年1月3日(日)曇りのち晴れ

なんという暖かいお正月でしょうか。ちょっと記憶にないくらい。
今日の箱根駅伝復路、選手たちは暑そうでしたね〜。暑いと記録が伸びない。そんな中、青山学院大学の強さは群を抜いちょりました。
チームを強くする、というのは、わかってはいてもなかなかできない。この数年で無敵のチームを綴りあげた監督さんの手腕はたいしたもんだ。また、青学、選手たちの雰囲気が実に良いですね。いや、勉強になりました。

昨日は色々と用事があって、箱根駅伝をまったく見れませんでした。
そんな訳で、正月三が日最終日の今日は、恒例の、箱根駅伝をラジオで聴きながら山ランを敢行して参りました。近場。南嶺。

朝はゆっくり起きだして、出発。まずは桟橋方面へ。で、太平洋セメントの工場の前を通って孕半島の先っぽまで走ります。ここは、鷲尾山などのある、南嶺の東端。
そこから山へ駆け上がります。途中、浦戸湾を見下ろす位置に大海津見神社さん。今は樹々に囲まれて海を見張らせませんが、海での生活を守ってくれる神様。
そして、南嶺の尾根まで駆け上がり、あとはひたすら尾根を西進。南嶺縦走。

箱根駅伝を聴きながらの山ランは、気合が入りますな。で、2度程、道を間違えて、谷の方へ下ってしもうたりしながら、走りました。普段はないこと。山ランは集中力が大切だ。
で、宇津野山、鷲尾山、烏帽子山、と縦走。文字通り、縦に走ってきました。

写真は鷲尾山頂からの浦戸湾の風景。
鷲尾山頂には、ご高齢の女性が3名。楽しそうに、暖かい冬のハイキングを楽しんでおられます。で、「この山頂も、昔、平らに切り開いたがやろうね〜」と話しているのを聞いて、なるほど、と思ってしまいました。
この鷲尾山頂は、小生が子供の頃からちょっとした広場みたいになっちょります。それが当たり前の山の姿だと、思い込んじょりました。しかし、確かに、山頂部分は平らに均されちゅう。こうなる前は、もっとトンがった山であったのでありましょう。平らに均したのは、ここを対米軍の基地にした日本軍でしょうか。その前の山内の殿様でしょうか。いや、ここに砦を築いた戦国武将でしょうか。そんなことが、急に気になり始めた冬の朝。

もちろん、この手前の穴の部分は、日本軍が米軍上陸作戦に備えて構築した陣地の痕跡。ここに高射砲が据えられちょったとも言います。

眼下の平野と浦戸湾。このにっこりでは何度もびっしり書いてきましたが、今から数万年前から数十万年前、この界隈は、氷河期と間氷期の繰り返しの中で海水面が上昇したり下降したりして、その中で、今の地形が形成されていきました。洪積世。
いや、洪積世という呼び名は古くて、今は更新世と呼ぶのが正しい。

その更新世は、今から258万年前から1万年前くらいまでを言う。で、前期、中期、後期に分けられ、前期はさらにジェラシアンとカラブリアンに分けられちゅう、とウィキに書いちゃあります。

ところで。地球の磁場は、時折逆転しちゅう、というのはご承知の通り。S極とN極の逆転が起こるんですね。地球全体で。この360万年の間に11回逆転しちゅう、という研究成果もあります。で、最後にその磁場の逆転が起こったのが、今から77万年前で、更新世の
前期と、中期の間なのであります。
その証拠となる地層が、房総半島の真ん中、千葉県の市原市にあるんですね。
で、本年の国際会議で、重要な地層境界として世界で1ヶ所だけ選ばれるという「国際標準模式地」に、その千葉の地層が選ばれるかも知れない、というニュースを、箱根駅伝の間のニュースでやりよったがです。おう。すごい。

その、地磁気逆転の境界は、ひょっとすると、「千葉期(チバシアン)」と呼ばれるようになるかも知れない、という訳だ。チバシアン。地質を調べてきた皆さんにとっては、とんでもなく嬉しいニュースでしょうね。チバシアン。
新年早々。地学も、我々に夢を与えてくれるということを、四万十帯と秩父類帯の境目である南嶺をたつくりながら、感じてきました。


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