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人のよろしさと池川町と純信〔4528〕2015/09/08

人のよろしさと池川町と純信

2015年9月8日(火)良いお天気

良いお天気の高知市内。ここは、はりまや橋交差点。朝8時半のはりまや橋交差点には、近年できた「南国土佐を後にして」の歌碑のところからペギー葉山さんの歌声が流れています。
今日ははりまや橋のバス停から空港バスに乗って空港へ。で、東京へ向かう飛行機の中でこのにっこりを書いております。
東京では、業界の結構重要な会合。中小乳業を代表して、キチンと意見を述べ、より良い日本の酪農乳業の状況をつくっていかんといかんのであります。

それはさておき、はりまや橋。
この交差点には、高知で一番大きいお菓子屋さん、お菓子の「浜幸」様の本店がありますよね。その浜幸さんに、新商品のポスターと幟が掲げられちょったので、道路の反対側からズームで撮影してみました。

人のよろしさ

実はこのお菓子、高知市円行寺の岡崎牧場さんの生乳を使用した乳菓。焼き菓子なんですが、こじゃんとシットリした食感が心地良い、美味しいお菓子でございます。
で、そのお菓子に付けられた名前が「人のよろしさ」。

このにっこりでは何度かご紹介した、自由律俳句の巨人、種田山頭火さんの句に由来する、というのはご承知の通り。
山頭火さん、最晩年に四国へ渡り、行乞をしながら最後に伊予、松山にたどり着き、そこで比較的平穏、穏やかに「コロリ往生」。

その四国の行乞の際、越知から池川界隈の山中の印象が頗る良く、池川で詠んだ句が

山のよろしさ 水のよろしさ 人のよろしさ

この新しいお菓子は、高知の、正しい思い、信念を貫く「人」の「良さ」を伝えるお菓子。その「人」を代表するのが、岡崎牧場を継承する鹿嶋さん。酪農家、鹿嶋さんの「良い」思いを伝える乳菓が、「人のよろしさ」。

山頭火さんが「よろしさ」を讃えたのが、高知県池川町の「人」。
その池川町から旧松山街道を進むと、土予国境を越えて伊予の美川村。
国境を越えて最初の集落、東川には、ここはりまや橋を有名にし、観光地にした純信さんのお墓があります。幕末エリート僧大スキャンダル事件、純信お馬で有名な、純信さん。

純信さんは、国外追放になって伊予の川之江に住んだ後、消息不明になっちょりました。その純信さんが、その後、美川村で暮らし、お墓もある、ということが判明するきっかけとなったのが、実は、このお菓子の浜幸の先々代の社長さん。

浜田社長さん、松山で開催されたお菓子の品評会の帰りに、久万町で事故に遭遇して3日間入院することになってしまった。で、その病室で、純信のひ孫に当たられる方と偶然出会ったのでありました。その話が高知新聞の読者の広場に載り、郷土史家が調査して、純信は川之江から美川村の東川に移り住み、平穏に暮らして亡くなった、という事実を突き止めた、という話は以前にも書きました。

純信お馬ゆかりのはりまや橋に本店を置くお菓子屋さんの社長さんが、純信さんのその後が判明するきっかけをつくる。
浜幸さんの、大ヒット商品が、銘菓「かんざし」。
で、判明した純信さん終焉の地から、土予国境を越えて下った池川町にて、山頭火さんが詠んだ句から、新しく名前を頂いたお菓子「人のよろしさ」が発売となった。
人の世は、巡り巡って風車、ですな〜。

今後、「山のよろしさ」「水のよろしさ」というお菓子も考えていきたい、と、浜幸さんの企画を方がおっしゃっておりました。期待しましょう。

それはともかく、高知へイヌる予定は明日の最終便。台風が気になるぞよ。ぼっちり、来ゆう。


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