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長瀞、吉野川、四国の謎〔4423〕2015/05/26

長瀞、吉野川、四国の謎

2015年5月26日(火)晴れ!

今、高松空港で、このにっこりを書きよります。高松空港から飛行機に乗るのは、初めてのような気がします。何故、高松空港なのか。
今日は東京で会議がございまして、明日は高松で業界の寄合。で、朝、国道32号線を車で走って高松空港にやって来て、ここから東京へ飛行機で行ってくる、という訳だ。
しかもLCC。なので成田空港への往復。

今、四国では、松山空港と高松空港から、成田行きのLCCが飛んでおるんですね。明日は東京から高松へ帰って来んといかんので、試しに、LCC高松成田便に乗ってみることにした、ということです。
まあ、安いっちゃあ安い。びっくりするばあ、安い。
日本の経済を考えると、あまり褒められたもんではないと思いますが、まあ、今回は何事も経験経験、ということでご容赦くださいませ。

さて。写真は、高松へやって来る途中の国道32号線。大豊町。JR豊永駅から、吉野川の右岸を西進して、豊永方面を撮影してみました。手前にはJRの線路。なんという美しい風景。長瀞。ながとろ。
ここは、吉野川が直線に、そしてゆっくりと流れております。長いとろとろなので、長瀞と言うのでありましょう。
とっと向こうに国道の長瀞橋が見えております。

吉野川は、不思議な流れ方をします。
また、地学ネタか、と呆れているそこの貴方、そう、地学です。けんど、なかなか不思議な現象なので、少しお付き合いを。

え〜と、吉野川。本川村、大川村などから、土佐町、本山町を抜けて東進してきます。で、穴内川と合流して水量を増し、更に東進して大田口へ。で、この写真の界隈で北東に流れを変え、そして長瀞の向こうで、真北に進路を変えて北上。大歩危小歩危をまっすぐ北上し、阿波池田の白地で直角に右折し、そこからは中央構造線に沿ってまっすぐ東進して徳島へ。

つまり、四国山地の主脈の部分を、定規で線を引いたように、直角に左折、北上、直角に右折、となって通り抜けちゅう不思議。

ここは三波川帯やと思われます。中央構造線の下、秩父累帯の上。白亜紀頃の低温高圧変成帯。
で、この三波川帯の大歩危小歩危に、秩父累帯を飛び越して四万十帯の岩石が顔を覗かせちゅう、という研究が最近行われておるそうなんですね。これは不思議だ。不思議と思いませんか?

それはともかく。こっからが面白いので、読むのをやめないように。
こないだ、かの、養老孟司さんの講演を聴く機会がありました。知らんかったのですが、養老先生、昆虫マニアなんですね。本業よりも虫が好き、という感じで、熱いお話をして下さいました。こんなこと言うとおこがましいですが、少し、同じ匂いがしました。ヘンなものへの執着の仕方が。

で、昔から、四国へも昆虫採集に来たりしよったそうです。
そして断言しておりました。
この、吉野川が直角に折れて南北に流れる部分。四国は、ここから西と東で分断されておった筈である、と。地質学者には、そんなことありませんよ、と言われるが、虫の種類を調べると、明らかに別々の島であったのが、ここでくっついたのである、とのご高説。なるほど。
妙に説得力があるぞ。四国の形を眺めておったら。まだまだ地球にはわからんことが多い。
大歩危の三波川帯に四万十帯が顔を覗かせておる、などという現象も、簡単には説明できんようです。

そんな不思議がある、このエリアに、そんな過去があったとしても、面白いではありませんか。すると、ここに不思議な直線の長瀞が形成されたのも、そんな過去と関係があるのかどうなのか、などというヤチもない妄想が暴走を始めてしまうではありませんか。いや、まったく。困ったもんだ。

専門家ではないので、色んな妄想を暴走させて楽しむ。なんちゃあじゃないものに興味を持って、調べる。そんな人生も、素敵やと思います。思いませんか?

間もなく、人生初のLCC、出発します。


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