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香川の洪積台地、ビュート、麦畑〔4399〕2015/05/02

香川の洪積台地、ビュート、麦畑

2015年5月2日(土)晴れ!

五月晴れ。実に心地良いお天気。昨夜は、連休を利用してバイクに乗って東京からツーリングしてきた高校の同級生なんぞと飲んでおりました。が、私は今日もお仕事なんですね。

そんな訳で、今朝は香川に行っちょりました。早朝会社を出て、国道32号線をひた走って阿波池田。そして猪ノ鼻峠を越えて香川県へ。琴平から、コトデンの線路に沿うように、高松方面に向かうバイパスができちょります。それを走り、途中左折、北上して坂出へ。
この道、何度も通ってきた道ですが、坂出の方へと進む途中に大きな段差があります。最初は気にもせんかったんですが、その段差が、土佐山田から南国市の方へ下ってくる途中の段差にそっくり。おう。洪積台地だ。間違いない。
阿讃山地の北麓から広がる洪積台地。

そこで、国土地理院の「土地条件図」というのをネットで確認。間違いない。オレンジ色が洪積台地ですきんね。洪積世、ここは海に沈み、扇状地として堆積した砂礫台地。その後、海水面が低下し、できあがった台地を河川が開削して、今のような地形になっておるのだ。

写真は、その台地から北へおりてきた沖積平野から南の台地方面を眺めたもの。右手の森は、台地の先っぽに鎮座まします神社。その右手に、台地の上に立つ家々が見えますので、段差がおわかり頂けると思います。
手前は麦畑。おう。麦秋近し。早い麦畑は、もう、黄金色に色付き始めちゅう、香川の平野。

そして遠くの山々。おう。左端の山の形が典型的ですが、香川独特の山々。
ここは、中央構造線の北側、領家帯。庵治石とか大島石とかで有名なように、この領家帯は、様々な花崗岩を産出する地層ですな。領家変成帯、とも呼ばれる地層。
その花崗岩は、今から8000万年〜9000万年前に形成されたと思われます。で、1300万年〜1500万年前頃になって、火山活動によってできた溶岩が領家花崗岩に貫入。花崗岩の上に溶岩でできた安山岩が層となったのでありました。
その安山岩の層、硬いんですね。何せ、人類が石器を使い始めた時代、硬いので盛んに使われ、「サヌカイト」と考古学で分類されるようになった程の、石。

そんな、花崗岩の上に硬い安山岩などが乗った地層が、1000万年以上かけて風化した訳だ。
上部が残ろうとし、最初に侵食が進んで花崗岩が露出した部分がどんどん侵食。台形の、上が平坦で崖が急な山ができました。これを「メサ」と呼ぶのでありますね。
屋島とかが典型例。
で、それが更に風化していくと、周囲から侵食され、写真左端のような、富士山みたいな形状に山になる訳でございます。典型例は、讃岐富士と呼ばれる飯野山。こうなると「ビュート」と呼ばれるようになるのだ。

屋島は、きれいな台形。で、湧き水によって解析された侵食谷が、見受けられない。
これは、崖の部分が侵食される際、上の硬い安山岩が崩壊してきて花崗岩を覆い、斜面が硬くなって侵食されにくくなる為にかありません。そうやって崖が少しづつ均等に侵食されていって、飯野山のようなビュートになる、という、まあ、興味のない方にとってはどうでも良い、しかし、私にとってはどうにもこうにも楽しいお話。

この、なんでもない写真には、讃岐で形成された独特の地形と、洪積台地、それに、雨が少ない香川に多い麦畑が写り込んじょります。
典型的な香川の風景。


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