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だんまり、出し売り、良心市〔4376〕2015/04/09

だんまり、出し売り、良心市

2015年4月9日(木)曇っちょります

昨日は東京でも雪が降ったにかありません。高知も結構冷えました。今朝も、春にしてはかなり冷やい朝になっちょりますね〜。晴れの予報やったのに、ひとっちゃあ晴れてないし。

良心市。
会社の近く、立田から山田の方へ向こうて北上しよりましたら、途中に、結構充実した良心市があります。黄色を主体にした、目立つ外観の良心市。
写真右下に「良」と書いた瓶がありますが、あと二つ並んじょって、「心」「市」と書かれちょります。良心市。
ここの品揃えはなかなか。ほうれん草や玉ねぎ、ブロッコリー、にんにくなど、良心市によくあるものの他に、おつけものも。早春の味、葉たまねぎ、というのもありました。美味しそうですな。

こういった無人の、野菜とかを売りゆう店舗のことを普通に良心市と言いますが、ネットで、「良心市」で検索したら、出てくるのは殆どが高知県。高知以外では、こういった店舗、何と呼ぶがでしょうね。

手元に、昭和51年に高知新聞社が発行した「高知県百科事典」というのがあります。
これには、良心市は、「だんまり」という項目のところで説明されちょります。「だんまり」。なるほど。
それによりますれば、「このような人無し商店は、いろいろの名称で呼ばれ、出し売り(吾川村)、ダンマリ(春野町、土佐市、大野見村)、良心市(東津野村)などといわれている。」とのこと。

今朝、春野と高岡の人に聞いてみんといけません。だんまり。
この昭和51年、つまり小生が中学生の頃に書かれた説明文は、なかなか面白い。上の文章に続いて、こうあります。
「交易の原初形態の一つのケースは、このような人無し商いであり、見知らぬ人に接触するのを恐れる意識に発したものだという説がある。最近ではオートメーション化した切符販売機とか、タバコ、ジュースなどの販売機も出現した。これも人無し商いには違いないが、人手を省くための便法にすぎない。」

なるほど。自販機がオートメーションかどうかは別にして、良心市は、見知らぬ人に接触するのを恐れる、という意味合いがあったことが興味深い。
現在の良心市は、どちらかと言えば、「人手を省くための便法」であるケースが多いがやないでしょうかね〜。

良心市。だんまり。
今の世の中、お金を入れずに取っていく人が後を絶たないようです。この良心市の右手の柱にも、このような警告が掲げられちょります。
「どろぼうさん あなたのその手に 良心市の運命がかかっています」
たしかにそうだ。
せっかく、新鮮で良い野菜とかが安価に買えるのに、一部の心無い人のせいで、そんなシステムが維持できんなったら悲しい。

ネットで「良心市」を検索しますと、県外のものもありました。香川県高瀬町の「良心市たかせ」。おう。県外にもあるのか、と思うて見てみますと、有人の、普通の産直市ではないか。やっぱし無人販売の「良心市」というのは高知だけか。「だんまり」「出し売り」に至っては、今は高知でも聞かんです。

良心市の「良心」は、販売者の「良心」ではなくて、購入する人の「良心」。あなたの良心に任せますので、お金入れてくださいね〜、というもの。
以前、このにっこりで、伊野の蘇鶴温泉近くの良心市をご紹介したことがあります。9年前。そこでは、盗難対策として、大きな鏡を置いちゃありました。鏡に映った自分を見て、良心の呵責を感じませんか?という、盗人に対しての投げかけですね。
あの良心市には、今は、あの鏡もありません。鏡も盗っていかれた訳ではないでしょう。皆の良心が、鏡を必要とせんなったんでしょうか。


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