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宇品線の痕跡はズムスタへの道〔4341〕2015/03/05

宇品線の痕跡はズムスタへの道

2015年3月5日(木)晴れじゃけえのう

そんな訳で今朝は広島。昨日、会議がございまして、やって来ました。愛媛の松山で仕事があったので、車で松山まで来ちょいて、松山観光港から高速船。瀬戸内海とは言え、昨日は強風が吹きすさび、結構揺れました。船内でパソコンで一仕事するつもりやったがですけんど、とんでもありませんでした。

さて。広島港と広島駅の公共交通機関は、基本的に広電。160円で、快適に行き来できます。便数も多いですしね。
しかし、昔は、国鉄の宇品線というのがありました。元々、日清戦争の人員、物資輸送の為に建設された宇品線。明治27年の日清戦争では、広島に大本営が置かれ、宇品港がその重要な起点となった訳だ。で、軍用線として機能しますが、明治30年に一般の共用も開始。

太平洋戦争中は、また一般利用は禁止されて軍事専用線になったという歴史を持ちます。原爆投下後は、被爆者を宇品港へ輸送した、という宇品線。
戦後は、一般旅客と貨物輸送を行っておりましたが昭和41年に旅客輸送廃止。昭和47年には貨物輸送も廃止となりました。

広島駅からマツダzoomzoomスタジアムへ向かいよったら、その痕跡を見ることができます。
まず、駅のしゅっと東。フェンス沿いに駅のホームの方へ行きますと、広島駅1番線のホームの南へ出ます。もちろん、ホームとはフェンスで隔てられちょります。そこに駐輪場がありますが、そこが0番線、つまり宇品線のホームであったと言います。そう言われて見てみると、そんな感じ。

で、道路に戻って東進すると、ズムスタが見えてきます。現在、再開発が進行中で、様々な構築物が建設されよります。そしてズムスタ。
良い球場です。実に、ボールパークの思想が貫かれたエンターテイメントスペース。
まっすぐ進むと、外野席の方へ上がっていくスロープ。右にカーブしていく道を行けば、正面入り口。写真は、その、右カーブの所で撮影したもの。このカーブ。魅力的なカーブ。そう。このカーブが宇品線の痕跡なのでありますね。こんな感じでカーブし、宇品港へ向かっておった国鉄宇品線。

今は、人気沸騰のカープの試合を観に、このカーブをたくさんのファンが歩くようになりました。カーブをカープファン。なんちゃって。

今、広島港の待合室で、このにっこりを書いております。高速船スーパージェットで帰ります。
広島港が宇品港。今は、港の施設もキレイに整備され、道路も広くなりました。その広い道路のところに、21世紀になる頃まで、宇品駅の痕跡がそのまんま残されちょったそうです。今はもう、見る影もありません。

戦争で使われた路線。軍事輸送のために作られ、原爆被災者の救護に使われ、戦後復興に活躍し、配線となった宇品線。その痕跡カーブを、平和の象徴であるプロ野球の広島カープファンが楽しそうに歩く風景。平和の大切さを実感できる風景です。


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