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氷、雪、中谷宇一郎先生と寺田寅彦先生〔4318〕2015/02/10

氷、雪、中谷宇一郎先生と寺田寅彦先生

2015年2月10日(火)ひやい

冷え込みました。氷点下。シビコオリます。
そう言えば、昨日も冷やかったですね。道後のホテルを5時過ぎに出て走ってきた訳ですが、確かに冷やかった。薄手のウェアやったので、ホントに冷やかった。
通常、薄手のウェアでも、昨日みたいに坂道を駆け登ったりすると身体が温まって汗が出てくるのでありますが、昨日の朝は、あんなに坂道を走ったにも関わらず、汗はあまりかきませんでした。

それより、軍手一枚の手がかじかんで、痛い痛い。
雪山でも、条件が良かったら、軍手でもそんなに冷とうなりません。体内からのエネルギーが勝るきでしょうか。昨日は、走っても走っても、ポカポカ感が気温の低さに追いつかんかった感じですね。いや、寒い中のランも、それはそれで心地良いのではありますが。
何より、走った後、道後のホテルで温泉につかれるがが極楽。冷え切った手足を湯船に伸ばして、極楽気分を満喫してきました。

今朝もまた冷やい。
昨日は、松山で仕事を済ませちょいて中村へ。時間がなかったので、高速道路を利用。高速道路は、松山から宇和島の南の津島まで開通しちゅうので、たまあるか、松山市内から中村市内まで、3時間かかりません。近うなったもんです。途中、雪が結構降りよりました。
中村で会合を済ませ、昨夜、高知へモンて来ちょります。

写真は、今朝、5時頃の会社。会社の駐車場に停めちゃある営業車のフロントガラスはこんな感じ。カチバリツイちょります。
この冬。12月には、かなり冷え込んだ時期もありましたが、それからずうっと、そんなに氷点下にはならん暖かい冬になっちょりました。ので、久々の氷点下に、身体がビックリしちょります。

氷で思い出すのは、我が寺田寅彦先生の弟子、中谷宇一郎博士。
東京帝国大学で寺田寅彦先生に師事し、卒業後も理化学研究所で寺田寅彦先生の助手をつとめました。なので、中谷宇一郎先生も、実に発想豊かな実験物理学研究を行い、素晴らしい実績を残しちょります。
一番有名なのは雪の結晶の研究。
雪の結晶が、どうやって、あの六角形の美しい姿を形作るのか。寺田先生の薫陶を受けた中谷先生らしい発想ではありませんか。
で、昭和11年に人工雪を世界で初めて作ることに成功。すごい。一見散文的で、実利の役に立つのか?などと素人官僚などが考えそうなテーマ。ですが、こういった研究が、実際に、ものすごく世の中の役にたつのでありますね。「雪は天から送られた手紙」という中谷先生の言葉は、非常に意味深い美しい言葉。

その後、人類の役にたつ大きな実績をたくさん残した中谷宇一郎先生。寺田寅彦先生とセットで語られることも多い、中谷先生。寺田先生と同じように、随筆をよくし、芸術的な分野にも造詣が深かった中谷先生は、雪をテーマにした科学映画の製作にも関わりました。

寺田寅彦と中谷宇一郎。散文的に見えるテーマから、地球上の事象の真理に食い込み、明らかにしていく学者さん。文系的発想と理系の発想が見事に融合し、美しいテーマを見事に改名していく姿。
理系能力が欠落しちゅう(文系能力がある訳でもありませんが)自分としては、実に憧れる、人間として偉大な二人の科学者。
カチバリついちゅうフロントガラスを見ながら、科学者に必要な豊かな発想について、考えてみました。


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