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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

正月3日、地域の紐帯を考える〔4280〕2015/01/03

正月3日、地域の紐帯を考える

2015年1月3日(土)快晴!

今日も良いお天気。良い気候のお正月になりました。今日は全国的に帰省ラッシュ。高知へモンちょった友人達も、今日、帰っていく人が多いにかありません。
昨夜は高校の同窓会。学年全体の同窓会は5年に一度、ということで、本当に久々に会うた同級生も多かったですね。もう、卒業して35年が経ち、皆、53歳か52歳になったと言うのに、こうやって再開すると、当時のまんまの友人関係に戻るのが面白うございます。

これっぱあの年齢になってきますと、ボチボチ、親の介護の問題を抱えたり、退職後のことなんぞを考えたりするようになってきます。
やはり、高知へモンて来たい、と考える同級生は多いですね〜。なんぞ、仕事ないろうか、と、相談されたりします。
日本という国土は、やはり、地方が支えております。また、地方のそれぞれの歴史や文化があり、そこで暮らす人々があってこそ、日本なのでありますね。こんなことが、こんな感覚が、多くの都会に住む人々にはわからんがかも知れません。

しかし、人間は、効率とか経済性だけで生きているのではない、ということに気付いた時、田舎で暮らしたい、と、強く願うようになるのだと思う今日この頃。皆、そんな年齢になってきました。

ここは今朝の野市、上岡八幡宮さん。元旦、初詣に来ちょりました。ので、今年2回目。
元旦、10時頃から、毎年、あの拝殿に氏子さん達が集まって寄り合いをし、その後おきゃくをしよります。神社は地域の紐帯。日本の田舎の集落、コミュニティ、文化を支える大きな役割を担う、地域の産土神。信仰がどうの、というのとは関係なく、地域のアイデンティティを維持していく重要な役割を、神社が担うちゅうのは間違いないと思います。

今日、1月3日は、拝殿の扉も閉められ、いつもの静かな八幡様に戻っちょりました。とは言え、氏子さんが、間断なくお参りに訪れておりました。
この八幡様には、「八幡物部庄上岡貞和五年十一月三日」という銘の入った貞和五年(1349年)の鰐口がありましたので、その当時にはもう八幡様として成立しちょったことがわかっちょります。まだ、南北朝の争いの余韻が残る時代。
しかしこの小山、八幡信仰の山になる以前にも、地域の信仰の対象となってきたことは間違いないと思います。文献にある訳でもなく、証拠のものが発掘されちゅう訳でもありませんが、わかります。私には、完全にわかります。この、平野にぽっかりと浮かぶように盛り上がった標高30mそちこちの小山。界隈には、太古の昔から物部氏に関係する人々が住んでおりました。

そんな昔から、地域の信仰の中心に、この山があったことは想像に難くありません。地域の紐帯。
これからも、ずうっと、この小山とその信仰が地域の紐帯であり続けていってもらいたい、と、心から願う、そんなお正月。


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