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名古屋、熱田神宮13kmラン〔4207〕2014/10/22

名古屋、熱田神宮13kmラン

2014年10月22日(水)曇りだがや

そんな訳で今朝は名古屋。昨日、関西方面で仕事をした後、夜、たどり着きました。お客様と一杯やりよったので、ホテルへ帰ったのは夜11時くらい。ですが、今朝も元気に走ってきました。

名古屋駅近くのホテルを5時過ぎに出発、目的地はここ、熱田神宮。朝っぱらから往復13kmラン。
名古屋駅の東の方に、南北に、堀川という川が流れております。堀川を北へいくと名古屋城。名古屋の城下の水運を担うために開削されたのでありましょうか、堀川。

濃尾平野は、伊勢湾台風の被害を見てもわかるように、何本もの大きな川が海に流れ込むところの、川に挟まれた沖積平野で、海抜が低い。かつては海であった場所も多い、濃尾平野。
堀川は、その平野部の一番低いところを流れゆうものと思われます。その堀川沿いをまっすぐ南へ走りました。
堀川の東側には、堀川と平行に、名古屋城の辺りから南に台地が延びております。その台地の南の端っこが、熱田神宮。
以前も書きましたが、大阪の上町台地の北端の先っぽに難波宮がつくられ、石山本願寺がつくられ、大阪城がつくられたのと同じ構図。もっと言えば、武蔵野台地の東端に江戸城がつくられたのと同じ構図。

普段、車で生活しよったら気付かんと思いますが、実際に走ってみますと台地の地形がまったくよくわかります。
大河に挟まれてしょっちゅう水に浸かってきた、名古屋界隈。しかし、台地の上だけは、浸水することなく、変わらず残ってきたということも言えるでしょう。

熱田神宮は、ご承知の通り、草薙の剣がご神体。三種の神器ですな。
どういう計算なのか知りませんが、この地に草薙の剣が祀られて、去年で1900年になるとかで、盛大に色んな催しが行われたということです。
草薙の剣は、元々、天照大神の弟の素戔嗚尊が出雲で八岐大蛇を退治した際に、その尾から出現したもの。で、三種の神器となった訳です。

時代は下って、日本武尊が東国を平定した際、草薙の剣を携行しました。敵に火をかけられ、火に囲まれてにっちもさっちもいかんなった時、この草薙の剣で草を薙ぎ払い、助かった、という話ですな。なので、草薙の剣。
で、この地の宮簀媛の元にその剣を預けたまま伊吹山の悪神を退治しに行き、病を得て亡くなり、残された草薙の剣をこの地に祀って、それが熱田神宮になった、という訳だ。

伊吹山で病を得る、という場面は、歴史学者の谷川健一さんによれば、古代の権力者と水銀の関係、そして水銀中毒による疾病が、伝説として伝わったのだ、という興味深い説になっちょります。水銀精錬技術は、古代の最先端技術で、権力に直結するほどの技術であったが、それは同時に中毒との戦いであった、という見方。

それはともかく名古屋、熱田神宮。
早朝から、この、街中に奇跡の様に残された広大な森に、多くの善男善女が訪れておりました。どんなに開発が進もうとも、決して、手をつけられることのない、広大な森。
これからも、何百年、この森は幽玄な雰囲気で人々を癒し続けていくことでしょう。今までと同じように。それを考えると、実に、奇跡の空間であると言えるかも知れません。


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