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三谷往還、金谷川終点〔4190〕2014/10/05

三谷往還、金谷川終点

2014年10月5日(日)小雨

台風が来よります。とは言え、今、午後4時ですが、静かな静かな高知市内。雨も、時折小雨程度で、東や北の空は少し明るい雰囲気。しかし、やって来るのはこれから。今日の深夜、高知県沖を通過していく予定なので、これからの風雨には気をつけんといけません。

今年の夏は、ホントに大雨が多かったですきんね。もう、いい加減にして欲しいくらい。
今朝は、自宅から高知市内を突っ切って、北山方面へたつくりに行っちょりました。台風直前北山RUNと洒落込もうと思いよった訳です。
で、秦泉寺から金谷川沿いに駆け上り、三谷方面へ。三谷は、古くからの山の中腹に開けた集落で、そこと高知の城下を往来する道は、北山を越える人々も通ったので、通行量の多い山道やったにかありません。整備された、走りやすい山道。
その山道沿いに、西国三十三観音霊場の石仏が鎮座ましましちゅうのは、以前にもご紹介しました。今は住宅街になっちゅう山裾の一番石仏から、三谷寺に鎮座する三十三番石仏まで。地元の皆さんや、観音霊場を信仰する皆さんに大切にされてきた観音様の石仏。
今日も、一番石仏から順番に撮影しながら駆け上りました。
ところが。

狭い車道が終わり、山道に入るところに「通行止め」の看板。そうか。この夏の大雨で土砂崩れが発生し、通れんなっちゅうがか。どんなになっちゅうがやろうかと思うて、少し登ってみます。確かに、斜面が崩れてきて道を半分塞いじゅうところもあります。そして、右手の山から谷のようになっちゅう部分では、谷に土砂が流されてきて、山道を崩してしもうちょります。しばらく進み、十二番石仏のところまで行くと、右手の谷が土砂崩壊。で、山道が数メートルにわたって崩落し、谷ができて、どうにもこうにも通れんなっちょりました。まあ、台風接近中にこんなところで土砂崩壊現場を探検するのもイカンので、今朝はここまで。

しかし、その谷の所に鎮座しちょったはずの観音様の十二番石仏は、台座だけが残り、土砂が覆うちょりました。観音様が、土砂に流されてしもうたがにかありません。崩落した谷間を覗いてみましたが、観音様は発見できませんでした。おそらく、地元の関係者さんが、すでに救出して対策を考えゆうものと思われます。
ともあれ、かつて栄えた往還、三谷への生活道は、この夏の土砂崩壊によって通れんなっちょりました。今は別に車道が通っちゅうので、地元に皆さんに不便はないかも知れません。もう、生活道ではなくなって久しいでしょう。なので、修復工事は、そんなに急がれてないがやと思います。

しかし、谷間の良い道です。観音様の雰囲気も素晴らしく、大自然が溢れる山の道。普段は、整備の行き届いた歩きやすい山道。十二番石仏から上のことはわかりませんでしたが、更に幾箇所か崩落しちゅうかも知れません。元の歩きやすい道に復旧し、土砂崩壊に巻き込まれた観音様の石仏が元に復することを祈るばかりです。

写真は、五番石仏と六番石仏の間、谷に架かる橋。鎌研橋。かまとぎはし。この橋に、金谷川の終点があることを、今日、初めて発見しました。
今まで、江ノ口川終点介良川終点本江田川終点、そして芳原川終点は確認できちょります。そして、金谷川終点。高知では、川に終点があるのであります。終点は河口ではなくて、かなりの上流。いや、源流という訳ではないようで、基準は謎。高知県の、護岸工事管轄の最上流、という意味ながでしょうか。

三谷への道は、ここから、山の間の谷に入っていって、山道の風情になります。美しい嘗ての生活道、そして信仰の道。


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