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竹林寺、秘仏ご開帳、美しい境内〔4029〕2014/04/27

竹林寺、秘仏ご開帳、美しい境内

2014年4月27日(日)晴れちょります

昨日の四国山地主脈縦走では、最後の方、結構足の筋肉にきちょりました。ので、せっかくのお天気の良い日曜日ですが、今日はご近所軽めRUNにしちょきました。五台山。約10km。

五台山山頂の名刹、竹林寺さんでは、一昨日から、50年に一度というご本尊のご開帳が行われゆうのであります。新聞に載ちょったので、ご存知の方も多いと思います。ご本尊は、言わずと知れた文殊菩薩像。

竹林寺さんの創建は奈良時代、行基上人によるとされます。聖武天皇が、唐の五台山で文殊菩薩に仏教の奥義を授けられた、という夢を見て喜び、仏教政策の手足として使いよった行基上人に、唐の五台山に似た山を国内で探してお寺を創れ、と命じたとか。
で、当時は浦戸湾に浮かぶ島であった大島、現在のこの五台山をみつけ、ここに文殊菩薩の像を刻んで、お寺を創建した、という話。
どちらにしても、古い、由緒のあるお寺、竹林寺さん。

その秘仏、文殊菩薩像は、調査によりますれば平安時代後期の作とされ、行基上人が彫った訳ではありませんが、それでも非常に由緒のある、有り難いご本尊様。50年に一度のご開帳と言いますが、前回は1983年に一度特別開帳されちょります。
弘法大師が修行したことにより、四国八十八ヶ所の霊場にもなっちゅう竹林寺さん。お四国の霊場の中で、文殊菩薩をご本尊とするのは竹林寺さんだけやったと記憶しちょります。違うちょったらゴメンナサイ。
文殊菩薩がご本尊の竹林寺さんに向かう道。それが文殊通りで、土電の電停にある「文殊通り」は、五台山竹林寺に参拝するのに向かう道であるので文殊通りである、ということに気付いちゅうヒトはどれっぱあ居るでしょうか。

中国北東部のことを満州と言いますが、あの地を本拠地とした女真族が、文殊菩薩を大切に信仰しよったことに由来するとも謂われますよね。文殊菩薩は、サンスクリット語のマンジュシュリーからきちょります。女真族が、12世紀頃に中国に金という国を建てたり、17世紀に清を建てたりしたのはご承知の通り。モンゴル帝国が中国に侵攻、支配した時代、金の遺臣であった耶律楚材がチンギスハンの家臣となってコントロールしたので、中国の、様々な文化財や文化が残った、という有名な話もあります。
で、清の元となった太祖ヌルハチが、自分の国をマンジュ国と呼んだので、それが後世満州という名前になった訳です。

いや、話が逸れました。
竹林寺さん。新聞にも書いちょったように、ゴールデンウィーク中の混乱を避けるため、日祭日などは、五台山へ車で乗り入れができんようにしちょります。青柳橋東詰めの自動車道登り口の所に係員がおりまして、臨時駐車場へ誘導しよりました。そっからシャトルバス。

なので、たぶん、地元の皆さんは五台山にシャトルバスで登るのを面倒くさがって、ご開帳最初の日曜日は、様子見に走ったと思われます。そんな訳で、竹林寺境内は、確かにいつもより多いお客さんはいらっしゃいますが、静か。
秘仏を参拝するには、実に理想的な環境と言えるのではないでしょうか。小生はRUNですき、もちろん通行規制には関係ありません。

秘仏も、そして新芽の緑がまぶしい境内も、色とりどりの春の花が咲き乱れる牧野植物園も、決してごったがえすことなく、ゆっくりとゆっくりと楽しめる風情。
写真は、竹林寺さんの参道途中の楼門。この緑の美しさ。こんな写真をひっとりでセルフで撮れる、静かな空間。
通行規制によって醸し出されたこの贅沢な空間を、まったり楽しんできました。これは、かなりお得かも知れません。


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