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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

秋の、美しい三嶺で、色々考える〔3489〕2012/11/03

秋の、美しい三嶺で、色々考える

2012年11月3日(土)晴れ!

良いお天気。すごい良いお天気。昨日のにっこりに、こんな気候になったら山へ行きとうなったりしませんか?と書きましたが、ホントに山に登りとうてたまらんなったので、Jr.2号を誘うて、早朝からやってきました、三嶺。今年何度目でしょうか。Jr.2号と来たがは3回目。前回は夏まっ盛りの7月28日で、なかなか暑かったですが、今日は、ホントに良い気候。標高1893mの三嶺には、たくさんの登山客が訪れちょりました。

三嶺の素晴らしさは、表情がどっしこあること。頂上界隈の熊笹やコメツツジも素晴らしいですが、一番好きながは、古木が生い茂る原生林。その幽玄な森に抱かれると、自分も自然の一部であることがよくわかります。高知県人にとって、三嶺は、特別の山。

実は、2週間程前に走りよって足首を捻っちょりまして、お医者さんからは、しばらく走ったらいかん、といわれちょります。が、だいぶ良うなってきたにかあらんので、今日は、リハビリのつもりで三嶺登山。ですきに、いっつもみたいに駆け上がったりしません。ゆっくり大自然を堪能して参りました。足首も平気やったので、また、走るがを始めれそうです。

今日の三嶺、頂上付近のコメツツジが樹氷になっちょりました。抜けるような青空と真っ白い樹氷と、そして緑豊かな三嶺。あまりの美しさに、しばし呆然。登ってみて、ホントに良かったです。残念やったがは、出掛けに慌てたので、デジカメを忘れていったこと。ですきに、この写真はiphonで撮りました。ちょっと悔しい。かなり悔しい。そんな、えも言われぬ美しさに溢れちょった今日の三嶺。

で、ご想像の通り、今、紅葉のまっ盛り。これもキレイやったですねえ。今日は、紅葉のキレイな谷筋から登り、下りはカヤハゲ、さおりヶ原から西熊林道へと下って、紅葉のものすごい林道を通って帰りました。

さて、写真は、登る途中の谷筋。紅葉はキレイながですが、実は、この谷、数年前の大雨で大規模な土砂崩壊がおこっちゅう谷。この右手の山が、まるごとひとつ崩壊したような、そんな感じ。土砂や樹々が谷を埋め、ちょっとすごい状況。これも、百年、二百年の間に、また、自然の美しい姿になっていくがでしょう。

ただ、気になることがあります。鹿。
今日は鹿を見ることはなかったですが、糞はどっしこ見ました。かつては緑が広がっちょったであろう森の地面が、無惨に地肌を見せちゅう風景はおよけない。で、こないだの高知新聞に買いちょった話を思い出した訳です。
物部川の濁水問題は、ひょっとしたら、鹿の食害が影響を与えちゅうかも知れん、という話。植物が食べ尽くされ、山の保水力が落ちて、ちょっと大雨が降ったら土砂がしゅっと流入しやすうなっちゅうがやないかと。なるほど。それもあるかも知れません。

で、考えてみると、この大規模土砂崩壊も、ひょっとしたら、ホントにひょっとしたらですが、鹿の食害の影響もあったがかも知れん訳です。恐ろしい話ですが。妄想であって欲しいですが。
そんなことを考えながら、西熊林道を歩いて帰りよったら、今年の5月20日に通った時とは、かなり様子が違うちょりました。
まず、さおりヶ原から林道へと向かう途中の谷が崩壊。橋が流されちょりました。林道では、あちこちで土砂崩れ。前回はなかった土砂崩れが結構あって、行く手を阻みます。崩壊した上を、恐る恐る歩いて越えた場所もありました。
途中、鹿の糞がどっしこ。

土砂の崩壊が多いことと、鹿の食害が関係あるとしたら大変なこと。因果関係を、キチンと調べた方がエイですね、こりゃ。
治水や、濁水問題の解決に、大きな影響を与えちゅうがが鹿とすれば、大規模土木予算を使う前に、大規模鹿予算を組む必要があるかも知れん、と、真面目に考えました。

三嶺は、いつまでも、美しい三嶺であって欲しい。


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