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金星を木星が見守る〔3382〕2012/07/19

金星を木星が見守る

2012年7月19日(木)雲の多い晴れ

昨夜はこれまた暑かったです。結局、朝まで扇風機のお世話になりながら寝ました。朝、会社に着いて寒暖計を見ると27℃。湿度も抜群ですきに、蒸せました。体調管理が難しい季節。

さて、写真は、朝4時過ぎの東の空。眼下の明るい道路は鏡川大橋の北詰。シャッタースピードを遅くして撮影するとこんな感じ。東の空が明るんできはじめちゅうががわかります。

今、明け方の東の空には金星と木星が並んで輝きよります。写真中央のひと際明るいのが金星、その上に輝くのが木星。その中間くらいのちょっと右、雲の端っこにおうし座のアルデバラン。
左の方、雲を突き抜けるようにして見えるのはぎょしゃ座のカペラ。
なかなか美しい星空。

木星も、中天にあると、その輝きは群を抜いちょりますが、こうやって金星のそばに寄るといけません。金星の輝きの前には、どんな星もひれ伏してしまうことがよくわかります。
金星は、地球と似た大きさの岩石惑星。ですきに、昔は、熱帯樹林が広がっちゅうかも知れん、などと想像されたこともありました。地球より太陽に近いので、地球よりは気温が高いであろう、ということで熱帯雨林でしょうか。しかしその実態が明らかになったのは1960年代。

1960年代といえば、ご存知の通り、ソ連とアメリカが熾烈な宇宙開発競争を繰り広げよった時代。有人宇宙飛行でソ連に遅れをとったアメリカは、国の威信をかけて、友人の月面探査に突き進みました。
そしてソ連。
「チーフデザイナー」としか発表されず、その名前はソ連崩壊まで秘密にされちょった天才コリョロフを中心に、スプートニクからガガーリン、テレシコワなどなど、世界中の度肝を抜いてきたソ連。しかし、国の首脳陣の不理解などに悩まされ、予算は思うように取れんようになってきた時代。

そんな1960年代、ソ連は、金星探査を推進しました。そして、あの美しい星が、92気圧、465℃という地獄の釜のような環境であることを明らかにしたのでありました。そして大気の97%が二酸化炭素。温室効果ガスのかたまり。そんな条件の中に探査機を軟着陸させ、写真撮影などを成功させたソ連チームの熱意には頭が下がります。

この92気圧というのがどんな条件かと申しますと、700kg近い物体を、地上50kmから自由落下させて、地表に軟着陸できるような環境。実際、ソ連の探査機は、1975年のベネラ9号以降、地上50kmでパラシュートを切り離し、自由落下で軟着陸させよりました。金星の重力は地球の8割ありますき、メッソ変わりません。それで、大気抵抗と浮力を合わせた力が重力と釣り合い、加速せんという訳です。想像するだに恐るべし、92気圧。

何故、こんなことにひまわり太郎が詳しいかと申しますと、ひまわりの乳酸菌をロシアのソユーズで宇宙に打ち上げたことがあるきです。バイコヌール宇宙基地まで、その打ち上げの立会いにいきました。乳酸菌を持って。
で、ロシアや旧ソ連の宇宙開発事情に詳しゅうなったのでありました。バイコヌールでは、ガガーリンとコリョロフが、打ち上げ直前に泊まった家も見学してきましたですき。テレシコワにも逢いましたし。

ちなみにソ連の金星探査機は「ベネラ」。ロシア語で「金星」という意味。そのまんま。これを英語にするとVenusでしょうか。美の女神、ビーナス。この写真をみる限り、美の女神であることは納得できまくり。
木星はジュピターでユピテルですき、ローマ神話の主神。ローマの中心にはユピテル神殿がありました。ギリシャ神話のゼウスと同一視されちゅう、神様の中の神様。
金星はビーナスでヴェヌスで、ギリシャ神話ではアフロディテ。

この写真、夜明け前の東の空に、ゼウスとアフロディテが並んで輝く姿。アフロディテが美しく輝くのを、ゼウスが後ろから見守っております。


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