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つながっていく日本の文化と、消えてゆく日本の文化〔3346〕2012/06/13

つながっていく日本の文化と、消えてゆく日本の文化

2012年6月13日(水)晴れ!

今日は晴れ。よいお天気。昨日の雨で洗い流された風景が輝きよります。雨上がりの森は、美しゅうございます。
ここはいつもの野市、上岡八幡宮。拝殿前の石垣補修組み直し工事をやりゆうことは、こないだ書きました。現場では、既に石垣の組み直しは終了し、灯籠や玉垣を再現する作業に入ってまいります。

石垣の補修作業というのは、石の組み方、角度などを、完全に元通りに再現する作業でありまして、石に番号を振り、写真を何枚も撮影して、その写真通りに角度を微調整しながらやっていきます。これぞ職人技。こないだの土曜日、作業をしゆう場面を見ましたが、なかなか手のこんだ素晴らしいものでありました。

そして玉垣の再現。これは大変。拝殿に向かって左側の方の玉垣は、こないだうち、再現が終わりました。板を一定の幅に平行に組み、その間に玉垣を立て、コンクリートを流し込んでいきます。これも角度やら高さやら、非常に微妙な作業。もう、既に折れたりしちゅう玉垣も折れたまんまで再現していくこだわりよう。

写真は、一旦取り外され、参道脇に並べられた玉垣。こんな感じ。鎮守の森に朝日が差し込んで来てキレイです。神社は、大自然と、自然を崇め奉る人間の営みが融合する空間。石垣や玉垣も、自然の中に融け込んでこそのオブジェですき、このように、苔むしたそのまんまの状態で、再び立てられていくことになります。
日本の神社ほど、自然と融け合った宗教施設は、ほかにはなかなかないのではないでしょうか。鎮守の森の中で過ごす静かな時間を、多くの日本人は愛します。

日本人が愛するものと言えば焼肉。そして生のお肉。日本の文化と言うたちカマンと思いますが、ユッケや生レバは、日本人の心の故郷。もともとは朝鮮半島からやってきたものとしましても、日本風に根付いた食文化と言えます。
しかし、ユッケはもう、食べれんなりました。
生レバは、自己責任において食べることができてきましたけんど、いよいよ来月から、お店で提供することが法律で禁止されると今朝の新聞に載っちょりました。

こないだ大阪へ出張で行っちょった際に、桃谷のホルモン屋さんで生肉を食べたことを書きました。この上なく美味しかったことも書きました。あのおいしい「肉のお造り」の中でも、生レバは一級の存在感がありましたですね。新鮮なレバがごま油に絡み、えも言われぬ、口の中でとろけていくような食感と豊かな味わい。生肉の女王様、生レバが、もう、食べれんなるのであります。禁止されるがを目前にして、本場で食べて来れたがは、この上ない幸せであったかも知れません。ダイエットもへったくれもありませんね。

この神社の文化は補修再現され、後世へ継承されていきます。が、日本の食文化がひとつ、消えてゆくのでありました。


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