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長宗我部の想い〔2999〕2011/07/02

長宗我部の想い

2011年7月2日(土)薄曇り

暑いです。雨はあがりました。蒸せます。
昨日ご紹介した吉田城の祠からちょっと西側を、高知東道路が走っちょります。その道路沿いから、岡豊山を撮影してみました。あの、家々の向こう側を国分川が流れ、その向こうに屹立する岡豊山。標高97m。ご存知、長宗我部氏が本拠とした山。戦国時代、長宗我部氏は、五台山吸江寺の奉行をつとめたりしながら徐々に勢力を伸ばしました。しかし、元親さんの祖父兼序さんの時代に、本山氏や吉良氏、大平氏などによって攻められ、兼序さんは自刃、息子、つまり元親さんのお父さんの国親さんは追放されました。1508年頃のこと。その後、どこに匿われちょったかは色んな説があり、紆余曲折があって国親さんは岡豊へ戻り、長宗我部家を再興して、どんどんと勢力を伸ばしていきました。
兼序さんが自刃した際、あの山の居館は焼き払われました。国親さんが戻って来て、息子の元親さんと共に天下へ夢を抱きよった頃、山のてっぺんに、中世風の山城から脱皮した、安土式の新しい天主(守ではありません)をつくったようです。望櫓。そこからの眺めは、天下への夢を描くのに最適のもの。そこで想像し、想い描くことが、すべての始まりやったがやないろうか、というお話は、ビッシリギッチリ書いてきました。
今年、その望櫓が、仮設ではありますが、復活させられちょります。正面の山のてっぺんに、木々に囲まれた望櫓が立っちゅうがが見えますですろうか。仮設ですき、今年だけしかありません。貴重な機会ですき、ぜひ上って、眺めてみて下さい。国親さん、元親さんが大望を抱いた訳が、必ず体感できます。理解できます。あの望櫓は、県立歴史民俗資料館の宅間館長さんの、熱い想いによってつくられました。なかなか県の方には理解されんかったようですが。
歴史を学ぶということは、そこで、誰が、何を考え、望み、想像し、行動したか、ということを理解することやと思います。明日は、あの望櫓から、天下を望んでみましょう。
にっこりひまわり連続3000日まで、あと1日!


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