治国谷、工場のある風景〔2355〕2009/09/26
2009年9月26日(土)晴れ!
今日も晴れました。日中は暑いですな、かなり。30℃、越えたがやないでしょうか。風は涼しさを帯びちょりますが、日差しはかなり強烈。そんな中、午後、時間をつくって春野方面へたつくりに行っちょりました。と、申しましても走ってぢゃあ無うて自転車。通勤が自転車につき、最近妙に自転車が快適になって来ました。ママチャリに毛が生えたくらいの自転車ですけんど、足で走るがに比べたら機動力が違いますきに、今までと違う景色が見えてくるがが嬉しいですよね。
で、春野から、治国谷を越えて神田へと向こうたがですが、写真はその途中。治国谷は「じごくだに」という恐ろしい呼び名ですが、藩政期、現在の土佐市とか宇佐方面からお城下へ抜けるメインの道があったルートらしいです。が、荒倉にトンネルができて、すっかりと静かになった治国谷。
この砕石工場のある風景は、なんとも言えません。青い空に機械類の群れ、そして切り取られた山。ここは野市の三宝山からつながっちゅう古い地層。二億年くらい前のものでしょうかね。高知は、実はそんな魅力的な地層の宝庫らしいですね。寺田寅彦先生もおっしゃっております。で、採れる鉱物から始まった大きな会社、工場が多いのが高知。
こっから一気に車道を登ると、神田方面に抜ける立派なトンネルがあります。近年掘られた立派なトンネル。で、今日は、トンネルを抜けずに、その上へと延びる旧道を漕いでみました。懐かしい、山間を走る道路。てっぺんの広い場所に、新しい墓地公園が整備されよってビックリしました。
そっから北へ自転車で下ったがですが、藩政期、あの山の斜面にタタラ製鉄をしよった場所がある、てな話をどっかで聞いたことがあります。いつか調べてみたい課題でございますな。