1本からお届けします!お電話でのご注文・お問い合わせ

フリーダイヤル:0120-77-6245

今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

四万十市、香山寺周辺の幽玄〔2215〕2009/05/09

四万十市、香山寺周辺の幽玄

2009年5月9日(土)中村は快晴!

てな訳で今朝は中村。今は四万十市。

早朝から起き出しまして、赤鉄橋西詰から南下、中筋川を渡って香山寺の山を駆け上ってきました。以前にも一度駈け登った、中村の市街地を見下ろす標高200mくらいの山。頂上には世界中の藤の木を植えた公園があるがですが、今日はもう花も終わっちょったがが残念でした。

この頂上には、香山寺というお寺があります。今のお寺の建物は、昭和30年代に建てられたというこぢんまりしたものですけんど、その昔はこぢゃんと大きいお寺やったみたいです。何でも、弘法大師の開基と言いますきに古いですね。

鎌倉時代の文書によれば、この界隈、幡多荘内では最高のお寺として尊崇されちょったそうですね。もちろん一条家にもこぢゃんと大切にされました。

とにかく七堂伽藍を有するという大寺やったそうで、今のこぢんまりした風情からは想像できません。と、思いながらお寺周辺を歩きよりましたら、このように幽玄な雰囲気に溢れちょります。

あちこちに巨石が転がり、この右手には古い石垣が。石垣は、この界隈のあちこちに組まれちょりまして、大きな建物があったであろう広いスペースもどっしこ。

今はご覧の通り西国三十三箇所観音霊場の石仏が並び、独特の神秘的な雰囲気を盛り上げてくれよります。この向こうには樹齢500年の大杉が屹立しちょりますね。

今日は通らんかったがですが、山の東から登ってくる参道の山道には、巨石や石仏がどっしこあって、この山の神秘性を物語っておるそうです。中でも、「元享二年正月十一日藤原國次」と刻まれた巨岩があるががすごいです。元享二年と言えば1322年。南北朝時代の直前ですな。そんな時代の銘が刻まれた岩がある、香山寺の参道。

いやいや、ちょっとこの雰囲気には圧倒されました。歴史の深さをず~ん、と感じた中村の早朝です。


←前日の日記2009年05月の日記翌日の日記→

HOME今日のにっこりひまわり

日記検索

年月別過去ログ

年のクリックで月を表示・非表示します。月をクリックすると記事一覧を表示します。

2024年

2023年

2022年

2021年

2020年

2019年

2018年

2017年

2016年

2015年

2014年

2013年

2012年

2011年

2010年

2009年

2008年

2007年

2006年

2005年

2004年

2003年

サイトマップ

facebook  instagram  twitter